夫と別居して、一番の楽しみは推しのライブに行く事でした。
時間も気にせずに、その音楽にふれ、時には帰りにビジネスホテルに泊まったりして・・・
若い時に好きだったNSPの中村貴之さんのライブに行ったこと。
かけがえのない思い出になっています。
いやー本当に楽しかった。
永遠に続くと思っていました。
全国のツアーにおっかけもかねて、見に行きたいと思っていたのに。
３年前にいなくなったしまった中村さん。
あっと言う間の３年でした。
中村貴之さんと同い年の夫も、ついに逝ってしまって、私は一人で取り残された気持ちになってます。
今年６５歳になる私、終わりに向かって歩いているのだと思う一方、まだまだ人生楽しもうという気持ちが半々です。
楽しいことは永遠に続かない
中村さん死去から立ち直ったのは、孫のおかげ。
もう本当にかわいくて、足げく東京の娘宅に通ったものです。
娘宅に通って続けた孫守りも、孫たちが保育園に入園したことによって終わりを告げました。
娘は、仕事育児家事と本当によく頑張っていると思います。
孫が熱を出して、急な孫守りは、距離が遠いこともあってすぐにかけつけることができません。
夫婦二人してフリーランスなので、なんとか助けあってやっているようです。
近くに引っ越して娘を助けたいという思いと、もう私の出る幕はない口も手も出さない方がいいかもと、これも気持ちが半々です。
もう一つ楽しかったのは、元同僚たちとの飲み会。
最後に行ったのは、昨年の１２月、飲めない私は、ひたすら食べるのみ。
お寿司としゃぶしゃぶ食べ放題のゆず庵に行ったのですが、当日夜から腹痛に苦しんでしまって。
６４歳、もう食べ放題は無理と悟ったのと共に、あんなに楽しかった元同僚たちとの会話が楽しくなくなっていました。
前職場をやめてもうすぐ二年、気の合う仲間たちは一人をのこして違う場所へ転職。
年代の違う仲間たちとは、話しがかみ合わなくなっていました。
あれ？なんか楽しくない。。。と感じて。
この飲み会も、そろそろ終わりの時が来たと思いました。
人の気持ちも、環境も変わっていくものです。
楽しいことは永遠に続かないのだと、つくづく思います。
楽しいことは、人に求めてはだめだと思う。
自分が喜ぶことを知っているのは、自分自身なので、これからはやっぱりソロ活かな。
暖かくなったら、新幹線にのってどこかへ旅行しようと思ってます。
