おひとり様の老後

最悪だった大晦日の思い出、亡くなったのですべて赦します。




過ぎてしまえば、あっという間の一年でした。
昨年の今頃は、骨折して療養中だったのですが、今でも時々痛むものの、すっかりよくなりました。

一年を通して思ったのは、どんなに辛いめにあっても、どんくさくて馬鹿にされても、働くのが好きだってこと。
仕事中は、何も考えずに無になれるのが、良いのかもしれません。

家の中で楽しむ趣味がないので、家でジッとしているのが苦手です。
健康のためにはじめたチョコザップは、夫の急死を受けて、休会しています。
もう、このまま辞めてしまうかも。

タラタラやっていたから、効果があったかどうかもわからないし。

大晦日の最悪な思い出

年末は、なにかとピリピリしていた夫が、何か気に食わないことがあり、大晦日に追い出されたことが二回あります。
一回目は、娘が赤ちゃんの時、その時は実家に帰ったのか、あまり覚えていません。
両親には、モラハラ夫と結婚して、ずいぶん心配をかけてしまいました。

二回目は、子供が小中学生だった頃だと思いますが、夜7時くらいに出ていけと言われ、行くあてもなくさまよったことがあります。
大晦日にひとりさまよう中年の女、40代だったと思います。

仕方なく、ネットカフェに行き、そこで一夜を過ごしたのです。
小さな一室で、一人寂しく紅白を見た記憶が。。。当時は嵐が全盛期で、司会も嵐だったような。

みじめでしたよ、隣の部屋からは、男性のイビキが聞こえてきて。
大晦日になんでここのいるんだ?なんて思ったものです。

いつか家を出ようと決意したのも、その頃だと思います。

そんな夫もいなくなって。

なかなか忘れられない大晦日の苦い思い出ですが、夫は亡くなってしまいました。
もうすぐ辛い思い出いっぱいの、元わが家もすべて取りこわされることになります。

すべてが跡形もなく、なくなって、すべてがゼロになります。
なので、私は夫を赦そうと思います。
夫自身も、機能不全家族に育ち、辛い人生だったのかと、辛かったから私にあたることしかできなかったのかなと思います。

今年も、ブログに訪問くださり、ありがとうございました、
ブログを書くことによって、私自身が整えられた気がします。

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