熟年別居

60代妹に卒婚をすすめてみた、隣の芝生は青く見える




卒婚がブームになったのは数年前でしょうか。
卒婚して、熟年別居を選択する人も増えているようです。

昭和の時代は、我慢が美徳なんていう風習があったけれど、今は令和、時代は変わりました。
人生の最後くらいは好きに暮らすのもありだと思います。

年がら年中、旦那さんの愚痴をこぼしている60代の妹。

私から見れば、あんな良い人はいないって思うんですけどね。
妹いわく外面がいいと。
まぁ、実際に暮らしてみないとわからないことはたくさんあると思いますが。

そんなに嫌なら別居してみれば?と妹に卒婚をすすめてみました。
アパート借りて、暮らしてみれば?と。

実際に、妹は旦那さんに、離婚したい、財産分与してと言ったこともあるそうです。
それでも、離婚しなかったのは子供たちのためだったそうです。

子供が自立した今は、離婚に踏み切ることもできるはず。
だけど、妹は、最終的に現状維持を選びました。

隣の芝生は、青く見える

結局、これにつきると思います。
妹は、私の自由な一人暮らしの良い部分しか見えてないから、うらやましいと思うだと思う。
妹は、今までに一度も一人暮らしをしたことがないので、一人暮らしにあこがれみたいなものもあるのではないかと。

熟年別居に踏み切れない一番の理由は、やはり経済的なことだと思います。
60代から、いきなり極貧生活になるのも、寂しいもの。

私は50代前半で、別居をスタート、息子がいたから頑張れた気がします。
63歳の今だったら、できなかったかも。

そして精神を病んでいる夫とともに暮らし、自分自身も病んでいたか、最悪、この世にいなかったかもなんて思います。
旦那が嫌だから、別居をしたい、そんな生易しい環境ではなく、出るしかなかった切羽詰まった別居でした。

経済的なこと以外も

一人で生きていくには、それなりに大変なこともいろいろあります。
たとえば入院時、妹は今月入院しますが、頼りになる旦那さんがいて、心強いと思います。

私は、骨折した時、入院はどうしても避けたかった、子供たちに迷惑をかけたくなかったからです。

そして重い荷物の移動や、廃棄。
テレビが壊れて、廃棄したいのですが、一階のエントランスに運ぶことができないで放置してます。

次回、息子が帰省した時に、運搬を手伝ってもらう予定です。

隣の芝生は青く見えても、私は別居して後悔はしていません。

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