筋力をつけたいからと、チョコザップに入会して、早4カ月。
自己流にやっているので、筋力がついているのかわかりません。
最初の頃は毎日行っていたのですが、今は仕事での疲れがとれなくて、つい行くのが億劫になっています。
でも、行くとシニアの方がたくさんいらして、私も頑張ろうという気持ちになります。
60代で転倒は危険です
年老いてから転んで骨折、そのまま寝たきり老人になるなんて話を聞いたことはありませんか?
前職場のお客様も、転んだことをきっかけにうつ病になってしまったという方がいました。
60代で転ぶ→痛くて動けない→動くのがおっくうになる→動かないから脳が老化する→脳の老化でうつ病や認知症になる
こんな方程式が出来上がってしまいます。
家に閉じこもるのは脳を老化させるだけでなく、筋力も低下させてしまいます。
私自身も昨年10月に転倒して骨折しましたが、この方程式を思い出して、なるべく動くようにしていました。
腕を吊り下げたまま、毎日一時間くらいは歩いていました。
それでも老化は感じているので、うつ病にならないように、楽しい事を計画するようにしています。
60代で転倒、うつ病から寝たきりになってしまった叔母の話。
叔母は、母のすぐ下の妹で、母とはすごく仲の良い姉妹でした。
叔母は60代で転倒し大腿骨を骨折しました。
緊急入院、そして手術。
手術の後も、入退院を繰りかえし、うつ病になり、そこからアルツハイマー型認知症を発症してしまいました。
一人息子(従弟)が叔母を介護していたのですが、ある日叔母は脳内出血をおこし倒れてしまいます。
母と私たち姉妹がかけつけた時には、危険な状態でしたが、なんとか一命をとりとめました。
残念なことに、脳の回復は見込まれずに、家族は命の選択を迫られました。
従弟は、のどには人工呼吸器をつけ、身体には胃ろうをつけるという延命治療を選びました。
どんな姿でも生きていてほしいという思いからだったと思います。
叔母はどうしてほしかったのか?
認知症を発症した時点でもう意思を示すことはできなかったのです。
エンディングノートに命の選択を書くことは大変重要だと思うようになりました。
60代で転倒をきっかけに叔母の悲しい最期。
従弟は植物人間になってしまった母親に会いに、毎日病院に通っていました。
話しかけても反応しない母親に会いに行き、そばで過ごしていたとのこと。
そしてコロナ禍となり、面会もままならなくなった時、叔母は静かに息を引き取りました。
植物人間になって、胃ろうをつけて数年は生かされていたと思います。
あえて生かされていたと書きます。
自分の意思ではなかったからです。
叔母が亡くなって、今年で4年、母が亡くなって、今年で3年。
月日がたつのは本当に早い。
二度と転倒しないように、筋力をつけていかねばと思います。
私が購入したエンディングノートです。
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