おひとり様の老後

もう人生の秋、残された時間を大切に生きたい




今回の京都旅行で、一番、楽しかったのは何だと思いますか?

それは、新幹線に乗ることでした。
その目的が達成できて、大満足です。
行きも帰りも、周りはサラリーマンばかりで、満席でしたが、運よく窓側に座ることができました。

モラハラ夫との23年間の結婚生活は、牢屋のような生活だったので、あらためて空白の年月だったと思いました。
これから取り戻したいと思います。

新幹線の中で、車窓を眺めながら、いろんなことを考えました。
ふと思い出したのが、前職場の店長のことです。

32歳に若さで、急逝したのです。

背が高くてイケメンの店長は、女子従業員にモテモテでした。
不倫の噂もチラホラありました。
亡くなった原因は、過労だと思われ、出勤途中、車の中で意識を失ったのです。

救急搬送された後、くも膜下出血で、三日後に亡くなりました。
もう10年も前のことでしたが、お通夜、お葬式の映像が、今でも自分の頭の中に残っています。
2歳、6歳の子を残して、奥さんがとっても可哀想でした。

職場のために、自分の身体を労わることもなく逝ってしまった店長。

32歳って、私の半分しか生きることができなかったんだと、しみじみと思っていました。
会社に捧げてしまった人生、店長は幸せだったのでしょうか。
小さな子供を残して逝くのは、無念だったと思います。

店長のことを思い出し、人はやはり生かされているのだと、あらためて感じました。
生かされている命は、いつ強制終了になるか、わからないってことです。

もうすぐ63歳、身体の老化を感じました。

歩きたくても歩けない、暑さに弱い、疲れていても5時間しか眠れないなど、いろんなことで自分の老化を思い知りました。
これからも、どんどんできないことが増えていくのだと思います。
あと何年生きるのかと考えるより、やはり健康寿命のことを考えます。

亡き母が、どんどん歩けなくなっていったように、私もいつかそんな時がくるのです。
健康寿命は75歳という説が多いです。

残された10年で、どこまでやりたいことができるのか、わからないけれど、時間を大切にしていきたいです。

さてもうすぐ秋、過ごしやすい季節になります。
みなさまはどんな秋を過ごしたいですか。

私は食欲の秋かな・・・

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