熟年別居

モラハラで一家離散した家族の記録、私にはできない




ガリガリに痩せていた別居中の夫から、また連絡が途絶えています。
便りがないのは元気な証拠、夫のことを思い出すこともなくなっています

モラハラで一家離散した家族の記録

YouTubeのおすすめに出てきたのですが、わが家と状況が似ていたので、最初から最後まで見てしまいました。
仕事がうまくいかなくなった自営業の夫が、奥さんにあたったり、子供たちには暴力という虐待をしていた男性のドキュメンタリーです。

大人になっても、父親からの暴力がトラウマになっているという姉弟、10年ぶりに父親に会うことになります。
父親は、がんになり余命一年の宣告を受け、長男に連絡してきたのです。

それから、長男さんは頻繁にお見舞いに行き、父親との過去を忘れ、許していきます。
奥さんに至っては、亡くなる少し前に、再び籍を入れ、夫の最期を看取ります。

家族に看取られながら、65歳で息を引き取る瞬間まで映し出されていました。

今が一番幸せだと語っていたご主人

モラハラとDVが原因で、一家離散していた家族が、父親の余命がいくばくもないことを知って再び、家族の時間を過ごします。
娘さんも二人もお子さんを連れて、見舞っています。

美談だなと思いました。

私の娘は、孫二人を連れて、会いにいくことなんてできるのだろうか?
二度と会う気はないと言っていたので、たぶん難しいと思う。

息子は、たぶん、連絡があれば父親に会いにいくと思う。
息子は、父親に優しくされた時間を覚えていて、暴力は忘れているようです。

そして、私は、夫が病に倒れても、毎日そばにいてあげるなんて、絶対にできないと思います。
夫は私より7つ上の70歳ですが、私より長生きするかもしれない。

そればっかりはわからないけれど、わが家の場合、再び家族の時間を過ごすのは難しいと思います。

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