老後の暮らし

50代で生死をさまよった兄、生きていることが奇跡




今日は雨が降ったりやんだり、へんなお天気です。
迷走中の台風、今度はどこにむかっているのでしょうか。
沖縄から離れた台風が、再び沖縄へ、こんなことかつてなかったことです。
異常気象で、何が起こるかわからない世の中になってしまいました。

兄夫婦とは、昨年の甥っ子の結婚式の後、まったく連絡をとっていません。

50代半ばで、生死をさまよった兄

私の兄は、現在64歳です。

数年前に危篤となり、生死をさまよいました。
とても暑い日の夜に、倒れ、救急搬送されました。

熱中症から敗血症になってしまったのです。
二週間、集中治療室にいて、最後は多臓器不全になり、お嫁さんも、妹も私も、甥っ子たちも、死を覚悟しました。

多臓器不全となるとだいたいは亡くなってしまう方が多いのですが、兄は奇跡的に回復しました。

二週間意識のない状態が続いていた時も、兄嫁はずっと兄の名前を呼んでいました。
兄は三途の川を渡ろうとしていたそうです、誰かが呼ぶ声がして引き返したそうです。
(これ、よく聞く話ですね。)

兄は、自分は一度死んだ人間、生きているのが奇跡だとよく言っています。
兄が今一番大事にしているものはなんだと思いますか?

お金でも名誉でもなく、家族です。
そして身体ですね、以前のように無理をしなくなりました。

兄が病に倒れ生死をさまよった一番の原因はストレスだと思います。

一億円のマイホームを手放した60代の兄が、大切にしているもの
私には帰る実家が、ありません。 生まれた育ったふるさとも、もうありません。   一億円の家は、兄が売りに出した後に、すぐに売れて取り壊されまいました。 築20年のまだまだ住める家を取り壊された時、どれだけ悲しかったか。 ...

一億円で建てたマイホームのローン返済に追われて、相当のストレスだったと思います。
兄が倒れたのは実家の売却が決まった直後だったので、おそらく心労も大変なものだったのではないでしょうか。
ちなみに現在も貸家住まい、自営業だったから年金は少ないと思います。

人の命ははかないもので、いつ終了するかはわかりません。
誰しも、生きていることは奇跡なのかもしれないです。

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