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70歳パート元同僚の悲鳴、「辞めたいけれど辞められない」




夕方、前職場で仲良くしていた70代のパートさんから電話がきました。
彼女は、スマホが使いこなせていないので、LINEができません。

いつも用事がある時は、電話がきます。

70歳パート、元同僚の悲鳴

バスの中で転んで、背中を打ったという。
少し前まで、膝や腰も痛いと言っていたのに、今度は背中。
もうあちこち痛いので、身体は限界なのかもと悲鳴をあげていました。

彼女は、70歳になったばかり、18歳の時から働いているので、もう52年も働いています、半世紀ですね。
すごい!
引退したい気持ちは、もちろんあるけれど、年金だけでは生活が苦しくなってしまうので、簡単にはやめられないそうです。
以前も、書きましたが、飼っている数匹の猫ちゃんたちのためです。

猫の餌代のために働いています。

今回も猫ちゃんの餌の件での電話でした。
いつも猫ちゃんのペットフードをAmazonで代理買い物をしています。

彼女は、Amazonも楽天も、使ったことがないのです。
一緒に働いていた時から、頼んであげていたのです。
合計7000円近く頼みました。

モンプチのローストチキンとか、ツナです。
これしか食べない猫ちゃんがいるのだそうです。

確かに大変だけど、猫ちゃんたちのお世話が生きがいになっているのは、ちょっとうらやましいです。

そして、最後には「○○さん、もどってきて。○○さんのこと、本当に好きだったよー」と涙声になってしまいました、
私のことを今も慕ってくれるのは、とても嬉しいけれど、もどるつもりは全くありません。

相変わらず、私の過去記事にたくさん登場した意地悪パートさんが仕切っているらしい。
バスで転んで背中を打っても、大丈夫?と言ってくれるどころか、「いつも転ばないようにって注意してるのに、なんで転んだのよ」と怒られたらしい。

50代の意地悪パートさんは、まだ若いので、高齢パートの気持ちなんてわからないのだろうと思います。

「パート辞めたら、何もすることない、それはそれでつらい」
これは私も感じていることなので、お互いに頑張ろうと言って、電話をきったのでした。

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