パート

スーパーの裏側で、老後貧困の現実を垣間見た息子




昨日今日、大雨で警報も出ていました。
一人で、部屋にこもることに、ようやく慣れてきたので、普段できなかったこと、いろいろやりました。

無職のゴールデンウィークは、終わったけれど、来年のゴールデンウィークは仕事をしていたいです。
昨日の記事では、高齢パートへのイジメについて書きましたが、すべてのスーパーでそんなことが行われているわけではないと思います。

今、日本で一番伸びている大手スーパーは、従業員教育もしっかりしています。
現在、大学院一年の息子が、その大手スーパーで、3年くらいアルバイトをしていました。
(今は、ファミレスでバイト中です)

良い経験になったスーパーでのアルバイト

最初にスーパーでアルバイトを始めたのは、浪人時代だと思いますが、夕方品出しを担当していました。

息子のバイト仲間は、60歳を超えた高齢者が多かったようです。
昼間のバイトと掛け持ちして、働いている人もいると話してました。

かなり大きなスーパーなので、常に人出不足だったようです。
若者が来ないなら、高齢者でもってことで、どんどん採用していたとか。

息子は、父親と同じくらいの年齢の人が、アルバイトをしていると、驚いていました。

父親と同年代の高齢男性が、アルバイト中に万引きをしました。

いつもゆっくりと仕事をしていて、上司に怒鳴られてばかりいた高齢男性は、アルバイト中に、ポケットにお饅頭を入れたのだそうです。

誰かに見られていたのでしょう。
すぐに事務所に連れていかれました。

そして次の日から来なくなりました。
クビになったのです。

息子は、ショックを受けていました。

「なんで?なんで万引きなんかするんだ?
働けば、お金が入ってくるのに」と。

お給料日まで待てないほど、お腹がすいていたのかもしれません。
年金だけでは、食べていかないから万引きする人もいるのかもしれません。

そして、品出しの仕事と言えども、人間関係の悩みはありました。
正社員の50代の男性に、ネチネチと嫌味を言われ続けていたのです。

自分が出世できずに、いつまでも現場の品出しをさせれていることに、不満を持っていたので、アルバイト学生にあたっていたらしい。
息子は、その後、部署変えを希望し、その男性社員から離れることができました。

働いてお金をもらうっていうのは、そんなに生易しいものではないってことを、息子は学んだと思います。

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