今日は、雲一つない青空で、ウォーキングをしていても、とても気持ちが良かったです。
11月27日、今日はNSP中村貴之さんの命日でした。
昨年の今日の夕方に訃報を知って、震えが止まらなかったのを覚えています。
中村貴之さんのガン闘病は知っていたし、覚悟はしていたけれど、やっぱりショックで悲しくて涙があふれました。
なぜか、息子にLINEしました。
息子は、私が夫と別居後の生きがいが、中村さんのライブに行くことだって知っていたから。
「中村君、死んじゃった」
「しょうがないよ」
「悲しくて何もやる気がしない。」
「他に何か楽しみをみつけなよ」
こんなやり取りをしました。
他に楽しみをみつける? その時は何も考えられませんでした。
とにかく悲しくて、心に大きな穴があきました。
もうライブに行くこともできないし、生で中村さんの歌を聴くこともない。
寂しすぎました。
しばらくは中村さんのDVDもユーチューブも見ることができなかったけれど、最近見れるようになりました。
ガン闘病、お疲れさまとやっと言えるようになりました。
天国にいってしまった中村貴之さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
別居後に、何回も行ったライブでは、たくさんの楽しい時間を過ごすことができました。
大げさだけど、生きていてよかったと思いました。
中村さんのガンが発見されたのは、今から4年前のこと、それまでは本当にお元気だったのです。
人間ドックだったか、定期健診で発見されたとのこと。
最初は、大きなガンではないから、すぐに復帰できるというようなことを言われていました。
その通りに、翌年春には復帰、2019年には、何回かライブに行かせていただきました。
だけど、2020年には、誰もが予想していなかったコロナウイルスによって、世の中は大きくかわってしまいました。
緊急事態宣言、うちごもり、有名人の死、とっても重苦しい一年でだった気がします。
ライブはことごとく中止、コロナが沈静化し再開したライブに行った時、中村さんはガリガリに痩せて、髪の毛も短くなっていました。
コロナ禍二年の間に、中村さんは闘病していたことを知ったのです。
抗がん剤治療で髪の毛が抜け落ちたことも後から知りました。
もう一度、ライブをしたかったのかもしれない。
70歳まで頑張ると言っていた中村さんは、ファンの知らないところで、ガンと闘っていたのだと思います。
中村さんの訃報から一年、今やっと闘病お疲れ様でした、そしてたくさんの思い出をありがとうと言えるようになりました。
ファンの方が一周忌に向けて、動画をアップされていました。
ありがとうの気持ちを込めてこちらに紹介させていただきます。