熟年別居

二年間音信不通、別居中の夫は孤独を感じていないのだろうか




毎日が発見ネットに、DV夫から逃げるまでを連載しています。
7年前のことをさかのぼって書いていると、いろいろ思い出してしまいます。

夫の元から逃げて、しばらくは夫からの電話攻勢に悩まされました。
居場所がばれてからは、アパートに押しかけるようにもなってきて、息子に帰ってこいと説得したことも何回もありました。

その後、2DKのアパートに、再び逃げてからは、押しかけてくることもなくなり、電話も来なくなったのです。
ただ、喪服はどこにあるのか?スマホが壊れたとか、自分で解決できないことがあった時には、電話をかけてきました。

息子も何回か、父親に会いに行っていたのです。
息子が最後にあったのは、二年前コロナが始まった年の春です。

熟年別居中の夫から電話、肺が苦しいってコロナじゃないの?
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その時、すでに、かなり咳をしていた様子で、息子は心配していました。
その後、パッタリ連絡が途絶えました。

二年間音信不通です。

今どうしているのか、無年金無保険でどうやって生活しているのかと、時々思います。
それよりも、いつも一人で、家族とも連絡を取らずに、寂しくないのか、孤独を感じないのかと不思議に思います。

別居当時は、ストーカーのように、電話攻勢してきた夫が、二年間音信不通なのは、不気味です。
私は、一人暮らしになってから、時々孤独感に襲われるので、夫は平気なのだろうかと思うのです。

息子は、自分のことで精いっぱいになり、父親のことは心配しなくなって、「あの人は、好きで一人になった、放っておけばいい」と言うようになりました。
娘は父親の話さえしません。

妻子を養わないですむし、養育費、婚姻生活費、慰謝料なしですんだのだから、夫は一人になって良かったのかもしれないです。
家族よりも、一番大事なのは、財産だったと言っていた夫です。

財産とは、親から受け継いだボロ家と50坪の土地です。
それを守るためにだけ生きているのかもしれないです。

最近は夫の夢も見なくなりました。
このまま平和に暮らしたいです。

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