職場のスーパーで訃報が相次いでいます。
先日は、60代同僚の姪っ子さんが自〇を選択し、23歳という若い命を落としました。
今度は30代同僚の兄、36歳の若すぎる死です。
行方不明だった兄が、突然亡くなる。
先週の事、30代同僚に兄が亡くなったという連絡が来て、早退していきました。
彼女は長女だと聞いていたけれど、兄がいたとは。
一週間お休みをして、今日出社しました。
お兄さんを亡くして、さぞショックだったろうにと思っていたのに、彼女はプンプン怒っていました。
休憩時間に、こちらから話しを聞いたわけでもないのに、自分から詳細を話し出した。
もう何十年も前に、家を出て行方不明だったそうです。
親にも兄妹たちにも、さんざん迷惑をかけて、その上でいなくなってしまったと。
緊急連絡先に、妹さんの電話番号が書かれていて、亡くなったからと連絡が来たそうです。
職場のトイレで倒れていて、死因はくも膜下出血だということでした。
やはり不審死の扱いとなり、警察で検死が行われそうです。
亡くなってから葬儀を行うまで一週間かかったのは検死を行ったから。
検死に時間がかかったのと、火葬場があいていなかったということで、荼毘にふされるまで一週間近くかかりました。
それが、思わぬ費用を発生させることになったそうです。
葬儀代を押し付けあう、兄妹
父親はもういなくて、母親は生活保護を受けていて市営住宅に住んでいます。
貯金はゼロ、パートで働いています。
同僚を含めて残された兄妹は全部で5人います。
口をそろえて言うのは、あんなやつのために誰が金を出すんだと。
葬儀代は誰が出すのかとおおもめなんだそうです。
30代の同僚がプンプン怒っていたのは、そのためです。
30代同僚は、最近離婚したばかり、一人息子を抱えて大変な状況です。
同僚の家族が選んだのは直葬です。
最近は、コロナの影響もあって直葬と選ぶ人が増えているそうです。
私もおととし、直葬に参列しましたが、すべてが簡素です。
直葬だけなら、かかる費用も十万ちょっとですんだはず。
ところがお兄さんの場合は、東京で亡くなり、遺体の配送代、保管代などが重なって数十万円かかると言われたそうです。
費用を誰が出すのかと、おおもめする。
まるでドラマのようだと思いました。
亡くなったお兄さんの給料と、保険でまかない、それで足りなかったら兄妹で出し合うと話は決まったそうです。
この話しを聞いて、やはり葬儀代くらいは残しておかないと、残った家族に迷惑をかけてしまうことになると思いました。
私はクリスチャンなので、キリスト教式の葬儀をのぞんでいます。
これは息子にたくしてあります。
そして夫のお墓に入らないことも決めています。
終活ノートの作成を早くはじめなくてはと、思っています。