がんになった老親の介護のために、夏に職場を退職していった元同僚が買い物に来ました。
元同僚のつきっきりの介護のおかげなのか、お母さまは小康状態が続いているという。
私の母の方が先に旅立ってしまった
元同僚はびっくりしていました。
現在は24時間お母さまと一緒なので、いなくなった後のことなんて考えられない。
耐えられないかもって言ってました。
そう、本当に母を亡くすというのは、耐えられないくらい寂しい。
母のお骨は兄の家にあり、11月には父と同じお墓に入ります。
四十九日がひとつの区切りになるかも。
こんな私を元気にしてくれる動画に出会いました、毎日それを見てゲラゲラ笑っています。
母を思い出す、10日間着替えない認知症のおばあちゃん。
・お風呂に入るのを嫌がる
・食欲がないと言いながら、けっきょくはペロリと食べる
・同じ洋服を10日間きて、着替えない
・マスクを取り換えない
・どんなに暑い日もエアコンを切ってしまう
こういった行動が母とそっくりで、母を思い出しながら見ています。
この動画のおばあちゃんは85歳で、貯金ゼロ、娘さんが通い介護をしています。
上記の行動はすべて認知症が原因の行動なのですが、いっしょにいる娘さんはプンプンおこってばかりいます。
それでもこのおばあちゃんは、どこか憎めなくて、かわいいとさえ思ってしまいます。
たとえばディサービスやショートステイは、仕事だと思っていて、お金のもらえない仕事場に行くって言ってたり。
何をしたか聞かれても答えられなくって、娘さんを怒らせてしまいます。
この動画が興味深いもう一つの理由が、この母親は毒親気味だったということです。
子育て放棄して麻雀ばかりしていて、旦那さんとも離婚しています。
娘さんはその事実を忘れていないのです。
なので、時々なんで私がこの母を介護しなくてはならないの?と嘆いています。
どんな母親でも見捨てることはできません。
そして、自分が認知症になったら、こうやって娘に迷惑をかけてしまうんだなと思ったのです。
できれば避けたいこと、ならば今からできる認知症予防をしなくてはと思いました。
認知症予防におすすめなこと。
・健康的な食事を心がける
・適度な運動
などは当たり前のように書かれていますが、あとは外に出て、人とコミュニケーションをとることというものがありました。
孤独は敵
これに関しては、ハッとしました。
母の認知症がすごいスピードで進んだのは、父を亡くしてから孤独になったこと。
仲のよい妹(叔母)が植物人間になってしまったことなどがありました。
そして兄世帯と一緒に暮らしていても、常に孤独だった。
今の私も、時々孤独を感じます。
仕事をしていなかったら、いっきにうつ病から認知症への道をすすんだかもしれません。
やっぱり頑張って70歳まで働こうと思う。
そしてもう一つ、認知症予防にガムをかむことがいいそうで、これも実践しています。
ガムをかむことによって脳の血流がよくなり、脳機能を活性化させるそうです。