熟年別居

プチ家出は数えきれないほどした、最後は一人暮らし




一人暮らしとなり、自由な反面、一人はわびしいなぁと思う毎日です。
最近、過去を振り返って記事にしていますが、私も本当は家庭を守りたかったのです。

家庭は壊したくない、できることなら夫婦で、そして親子でいたかった。
でも無理だったのです。

長年、夫婦をやっていると一人になりたい時ってありますよね?
夫の嫌な部分ばかり見えて、もう限界だって思ったり。

そんな方にはプチ家出をおすすめします。

可能なら一泊でどこかに旅にでる。
それが無理なら一日中、日帰り温泉などに行き夫と離れてみる。

少し離れることによって、お互いの良いところも見えるかもしれません。
そして旅先から帰った時など、あ~わが家が一番だって思いませんか?
それです、そこが自分の居場所なんだと思います。

私の場合は、プチ家出を数えきれないほどしました。

娘が生まれてすぐにそれは始まり、実家に帰ったり、妹の家や友達の家に泊めてもらったりしてました。
モラハラでぶち切れて怒り狂っていた夫も、帰るころには優しくなっていた。

本当にそんなことを繰り返しながらも、私はいつかは夫は変わるんじゃないかと期待していたのです。
でもダメでした。

後半は月に一度くらい、家を追い出されてしまい、プチ家出という生易しいものではなくなりました。
一番、悲しかったのは、大みそかに追い出されたことです、二人の子供を置いて私は一人でネットカフェに泊まりました。

周りからはイビキがグーグー聞こえてきて、私なんでこんなところにいるんだろう?って思いました。
子供のために翌日には家にもどりましたが。

そんなことを繰り返し、逃げ場所として借りたのが、元わが家近くのワンルームアパートです。
怒鳴られたらここに逃げようと逃げ場所を確保したのです。

息子は高校受験を邪魔されていて、一緒に逃げました。
俺も行きたいって。

それが母子家庭のスタートです。
もう帰りたくなくなっちゃったのです。

それで最後は一人暮らしの今にいたります。
自分で自分の居場所を確保したという感じです。

何が言いたいかって、家族がいること、自分の居場所があることって、実はとても幸せなことだって思います。

わびしい夕飯の後に食べたデザートは、ファミリーマートのクリームシフォン(マリトッツオ風)です。
今年はマリトッツオが大ブームです。

セブンイレブンのマリトッツオが美味しいと言う人が多いけれど、私はファミマのこれが好きです。
周りの記事はパフのようにふわふわ、オレンジの香りがして、クリームはそんなに甘くなくあっさりしていました。

このスイーツで元気になりました。

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