老後貧困

60歳4人に1人が貯金ゼロ、貯金がないのは自己責任?




台風がくる!と身構えていましたが、風も雨も大したことなく、おまけに涼しかった。
身体がとても楽に感じました。

やっぱり真夏の異常な暑さは60歳の体には、こたえます。
今日のような涼しい日があるとホッとします。

60歳の4人に1人が貯金ゼロ

という記事を読みました、某雑誌のアンケート結果によるものです。

私も4人の中の1人に該当します。
60歳で貯金ゼロ、おまけに借金ありなんて、あんまりいないんだろうなと思っていたのですが、意外に多いのでびっくりしました。

貯金ゼロの家庭が増えている原因

・過去20年間、実質賃金が下がり続けているので、多くの家庭が貯蓄に回せるお金がどんどん少なくなっているから。

・晩婚化による支出の三重苦
日本人の平均額は住宅資金3000万円、教育資金1000万円(子供一人私立の場合)老後資金2000万で合計6000万必要だという、ところが晩婚化により住宅ローンや教育資金で手一杯で、老後資金に回せる貯蓄までできないということです。

わが家の場合も、古い家に住んでいたこともあり住宅ローンはゼロでしたが、教育資金には二人で2000万は使ったと思います。

娘の場合は小中高と私立、息子の場合は小中と私立だったので、大学資金をのぞいても2000万円を使ってしまったわけです。

貧乏なのに、私立小学校に入学させて苦労したこと。
読者の皆様、こんばんは。 今週は、お子さんが入学式という同僚が何人かいます。 遠い過去の子供の入学式を思い出していました。 今、わが家が別居中で、貧困母子家庭となってしまったことの一つの原因が私立小学校に入...

私立小に入学を決めたのは、モラハラ夫のたっての希望からです。
私も子供たちも、本当は地元の公立小に入学したかったのですが、夫はガンとして自分の希望を押し通したのです。

子供二人を私立に入学させたことは、大きな誤算だったと思います。
夫は自営業でしたので、いつしか年収1000万の時代から年収100万円と転がり落ちていきました。

公立に転校させろ!とは勝手な言い分でした。
子供たちは転校を嫌がり、私のパート代はすべて私立校への学費へと消えたのでした。

息子が私立中3年の時に、もう逃げようと決め家をでたわけです。
そこから息子は公立高校へとすすみ、大学は一浪したものの国立に入学できました。

母子家庭となり、公立に進むしか道がなかったのです。

60歳で貯金ゼロは自己責任?

自己責任と言われれば、そうかもしれません。

もっと夫の元から早く逃げればよかったのかと思うし、スーパーのパートではなく50代のうちに正社員になるべきだったと思ったり。

過去を振り返って、あの時あーしてればと思っても仕方ないんですよね。
気力だけはあり、70歳までは頑張ろうと思っていますが、身体がついてこないのです。

一人暮らしになったら、ますますゴロゴロしようと思ってます。
そして70歳まで頑張ろうと思う。

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