認知症

認知症母半年で救急搬送3回、延命治療は希望しません




毎日よく救急車をみかけます。
コロナが蔓延して、常連のお客様の中にも、買い物に来られなくなった方もたくさんいらっしゃいます。
終わりの見えないコロナ騒動に、心も重くなります。

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60代一人暮らし、つつましく生きる

私の母も、昨年一年で急激に認知症が悪化し、現在は寝たきりになってしまいました。

87歳認知症の母は半年の間に、3回も救急搬送

昨年暮れから入退院を繰り返しています。

先月は夜中に嘔吐を繰り返し、特別養護老人ホームから救急搬送されました。
(その前は転んで頭を7針縫うけがをしています。)

嘔吐の原因ははっきりわからないのですが、胃か腸に穴があいている疑いがあると言われました。
胃がパンパンに膨れ上がっていたのです。
鼻からチューブを通して胃の中のものを全部だし、一週間絶食していました。

絶食の後、胃の検査をして異常なし、やっと流動食をスタートして昨日退院しました。

どこの病院でも、特別養護老人ホームでも決まってきかれるのは、延命治療を希望されますか?という質問です。

私たち家族は、母の延命治療は希望しませんと答えています。

検査や治療などで、これ以上母に苦しい思いはさせたくないという気持ちから、私たち子供はそう結論を出していました。

人生の最終章は、ただ穏やかに過ごしてほしい。
子供だったらそう願いますよね。

二か月ぶりに会った母は、以前よりさらに痩せて骨と皮だけになっていました。
頭はしっかりしていて私の名前も妹の名前もはっきり言えました。

私たちは双子なので、他人はどっちがどっちだかわからないと言いますが、さすが母親です。
認知症が進んでいても間違えることはありませんでした。

半年で救急車に何回も乗せられ、病院ではベッドに拘束されて。
母はもう絶望しているのではないかと思っていました。

ところが、母は何も覚えていないようで、苦痛さえ感じないような無表情でした。
でも手を握ると、何度も涙を流していました。

あとどれくらい時間が残されているかわからないけれど、これからの残りの時間は本当に穏やかな日々を過ごしてほしいと願っています。

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あと一品欲しい時に便利だと話題になっているので、何が届くか楽しみです。

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