明け方、夫が暴れる夢を見て目が覚めました。
ガタンガタンと二階ですごい音がしていたので、そんな夢を見たのか。
二階の住人、モラハラ爺さんの仕業でした。
朝から何をしているのでしょうね。
今日は雨のせいもありますが、ちょっと憂鬱な気分。
残り少ない自分の歯の一本が抜けそうなのです。
もうグラグラして根っこだけくっついている感じです。
６０年生きてきて、私が一番後悔していること。
夫と結婚したこと？それも後悔の一つ、女の人生は結婚した相手によって大きく変わると思います。
私が一番後悔しているのは歯を失ったことなのです。
大人の歯って何本あるかご存じですか？
通常は永久歯が２８本、親知らずが４本で合計３２本だそうです。
私は若い時に親知らずが虫歯になり、４本いっぺんにぬくという荒業をしました。
５０代でたくさんの歯を失うことがわかっていれば、親知らずは抜かずにとっておくべきでした。
最初に入れ歯にすることになったのは５７歳の時です。
当時もブログ記事にしています。
５７歳で最初の入れ歯は奥歯の３本のみだったのですが、１本ぬけると早いです。
その後、上の歯が１本ぬけたので、数本の入れ歯を勧められます。
そのためにはまだ頑張っている２本を抜かなくてはならなくて、私としては抜きたくなかったのですが、歯医者さんのススメで抜いてしまったのです。
安易に抜いてもいいですなんて言わなければよかったかなと今思います。
保険適用の入れ歯は、プラスチックでできているので、違和感がハンパなく、食べるのが好きな私にとっては本当に私の人生は終わったと思いました。
その後、三か月に一回は入れ歯のメンテナンス、残ってる歯のクリーニングに行っています。
マスク生活で本当に助かっています。
職場の誰しもが私の上の歯の数本が入れ歯だって気が付いていないです。
たまに入れ歯をするのを忘れて仕事へ行ってしまいます。
残っている歯でご飯を食べることは可能なのですが、周りに絶対口の中は見せられません。
保険適用の入れ歯は、プラスチックで違和感もあるので滑舌も悪くなります。
うまくしゃべらないのです。
これは半年くらいたってやっと慣れました。
私は夫の暮らしの中で保険証をもっていない時期がありました。
国民健康保険を滞納していたのです。
(ちなみに現在も夫は無保険です。)
夫も歯が前歯一本しかないです、歯茎でご飯を食べていました。
夫には頼れないと会社の社会保険に入りやっと保険証を手に入れることができたわけです。
すぐに歯医者に行きました。
でも手遅れだったのです、歯周病になっていました。
保険証がなくても、治療代にお金がかかったとしても、もっと早く歯医者に行くべきだったとすごーく後悔しています。
失った歯は取り返すことができません。
来世はもっともっと歯と歯茎を大事にしようと思っています。
