熟年別居

家庭内暴力を受けて、自分を取り戻すために数年かかりました。




昨日は雨風が強くて、ひまだった分、今日はとても忙しかったです。
私の職場のスーパーのお客様は圧倒的に高齢の方が多いので、天気にはすごく左右されます。

明日の雨予報のせいか、今日はたくさん買い込んでいかれるお客様が多かったです。

高齢のご夫婦を見て、時々うらやましくなります。
夫婦で車で買い物に行く、憧れました。
私が車で買い物に連れていってもらったのは新婚当時の数回でした。
その後は、ずっと家で留守番です。

籠の中の鳥だったのです。

結婚生活の後半は、もう逃げることばかり考えていました。
いつここから脱出できるのか?
夫を〇めて、庭に埋めたいなんて恐ろしいことを考えたこともあります。

家庭内暴力を受けて、自分を取り戻すまで数年かかりました。

別居して丸6年、今7年目に入りましたが、本来の自分を取り戻したのはつい最近なのです。

元わが家の近くを通るだけでドキドキするとか、二階の住人の怒鳴り声にビクつくとか。
そういったものをすべて克服できました。

別居して息子と二人暮らしになってからも、息子と私は取っ組み合いのけんかもしたし、毎日泣いている時期もあり、情緒が不安定だったのです。

ここ一年は泣くこともなくなりました。
コロナ禍で、苦しい世の中が続いていますが、私自身は強くなれた気がします。
弱いままでは、老後の一人暮らしはできませんしね。

額を7針縫うけが、足の指の骨折、次女を亡くす等々、私の結婚生活は不幸なことばかりだったけれど、今やっと本来の自分を取り戻すことで、過去を振り返ることができるようになりました。

夫のことは恨んでいません。

DVとモラハラにまみれた?23年間の結婚生活を毎日が発見ネットで連載することになりました。

本日二回目の記事が掲載されました。
よろしかったらご覧ください。

私、とんでもない人と結婚してしまったかも...夫が別の顔を見せた両家顔合わせ/chii
熟年別居をしてから7年目のchiiと言います。ここまでくるまでには本当にいろいろあり、自分でも波乱万丈の人生をおくってきたなと思います。 前回の記事:モラハラ結婚生活から熟年別居に至るまで。新婚旅行先のハワイで夫は豹変した/chii 夫が豹変したハワイへの新婚旅行から帰宅し、不安でいっぱいの結婚生活がスタートしました。...
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