老後を考える

コロナ禍で二人の母親を看取っても、悲愴感全くなしの60代同僚




毎朝、目が覚めると喉がカラカラにかわいてます。
どうやら口をあけて寝ているようです。

最近はベッドに入ったら10秒で眠りにつきます。
私はもうずいぶん前から、となりに人がいると眠れません。
一人だといびきをかこうが、寝言を言おうがとがめる人はいませんから、気が楽です。

そういえば夫のいびきはうるさかった・・・

コロナ禍で二人の母親を看取った60代同僚がいます。

実の母と、義母です。
二人は昨年の春、コロナウイルスが蔓延しはじめた頃、相次いで亡くなりました。
お二人とも90歳を超えていたので、長生きされたと思います。

コロナウイルスが流行する前に亡くなったので、「ばぁさんいい時に死んでくれた」と冗談とも本気ともとれる言い方をしていました。

二人の母親を看取っても、悲愴感が全く感じられないのはなぜ?

実の母は、老人ホームに入居していたのですが、そこで誤飲性肺炎で亡くなりました。
危篤ときいてかけつけたので、死に目にはあえたようです。

このお母さまもまた息子さんを溺愛していたのです。
60代の同僚いわく、弟ばかり可愛がって自分に対しては毒親だったから、死んでも悲しくないのでそうです。

そして義母の方は、自宅で介護していました。
いつも愚痴を聞かされていたけれど、壮絶な介護だったようです。

日に日に進行していく認知症、着替えない、お風呂に入らないはあたりまえだったそうで、怒鳴って着替えさせたそうです。

お義母さんの方は、階段から落ちてあっけなくこの世を去りました。

そしてお二人ともこのコロナ禍でしたので、直葬ですませて、翌日には仕事に復帰していました。

「ばぁさんいい時に死んでくれた」なんて未だに言ってます。

コロナの流行が収まらずに、心身共に弱っていく高齢者がたくさんいるそうです。

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60代一人暮らし、つつましく生きる

私の母も昨年一年間で、かなり認知症が進行し、身体も弱って寝たきり生活になってしまいました。
来月は特別養護老人ホームに引っ越します。

そこが母にとっては終の棲家になりそうです。

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