先日の職場スーパーで、80代位の高齢女性にきつい言い方をしている女性を見かけました。
その女性はたぶん私と同じくらいの年齢です。
親子だと思います、それともお嫁さん?
80代くらいの女性は、オロオロと悲しそうな顔をしていました。
こういう光景はわりとよくみかけます。
優しくしたいのにできない・・・
娘の立場から見ると、イライラしてついきつく言ってしまう、その気持ちもとてもよくわかりました。
80代高齢者の本音、みんな娘が怖い?
母が今より、まともな話ができた頃に、母から聞いたことがあるのですが、サ高住でできた友人たちは、みんな娘やお嫁さんが怖いと言っていてその話で盛り上がることも多かったそうです。
私もけっこうきつい言い方をしたことがあります。
母がでたらめな話をするようになってからですね、それが認知症という病気がさせているものだとわかっていてもです。
なぜうそをつく?なぜ話を作る?そんな言葉で攻めてしまったこともありました。
母はもう、そんな話もできなくなりましたが・・・
母が嫌い、母に優しくできないという罪悪感を持っている方はけっこういるようです。
そんな方たちは、けっこう母親につらくあたっているたびに、落ち込んでしまうのではないでしょうか。
本当はもっと母親に優しくしたいと思っている、でも思わずイライラしてしまい、優しくできない。その葛藤もものすごくよくわかります。
同居して介護している方も、けっこういるわけで、みなさんえらいなと思います。
ストレスがたまって当たり前です。
80代後半でも一人で買い物に来られるお客様もいます。
一人で悠々と、頭もしっかりされている方もたくさんいます。
私はできたらそんな老後をおくりたいです。
できなくなることが増えていき、娘や息子の顔色を見ながらオドオドして生きるのは嫌だなって思います。
そういえば薬を、昨年一年間は一度も飲みませんでした。
薬に頼らないですむということは、健康だということ。
これからもちょっとやそっとでは薬を飲まないつもりです。