おひとりさまの老後を満喫するはずだったのに、がんになってしまった同僚

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私の職場には、おひとりさまが何人かいます。

私のように、別居や離婚で一人になったのではなく、独身を貫いた人が多いです。

その中の一人、少し前に60歳になった同僚がいます。
とにかく明るくて、落ち込んでいる姿は見たことがなく、いつも元気をもらっていました。

その同僚が2年前に、ガリガリに痩せてしまって、子宮がんであることを公表しました。

子宮がんがわかったのは、会社でやっている身体検査でした。
何かの数値が異常に高く、病院へ行くように促されたのです。

仕事を二か月休んで、がんと闘いました。
子宮を全部摘出の大手術をして、その後、仕事に復活しました。

悪い所、全部とったからもう大丈夫。

同僚Sさんは、明るい声で打ち明けてくれました。

その後、自分たちの老後の心配などの話をしていました。

Sさんは、もう結婚する気はないという気持ちで、しっかりとおひとりさまの老後の準備をしていました。

厚生年金のほかにも、自分で個人年金に入っていて、それも満期になりもうすぐ支給されるということ。
60歳になったので、老齢年金の支給もはじまるということ。

そして、65歳になって定年退職した後は、個人年金と厚生年金と合わせて、毎月20万円をこえる収入になるということ。

そんな話もしていました。

ひとりで生きることを決め、ちゃんとおひとりさまの老後の準備をしていたSさんに、いつも感心していました。

65歳まで頑張って定年退職したら、のんびとした老後を楽しむんだと、おひとりさまの老後を楽しみにしていました。

それなのに。

つい最近、話があると、お茶を飲みに行きました。

がんが再発してしまったという話でした。

三か月に一回、病院に行き、検査をしていたSさんは、毎回、生きた心地がしなかったと言います。
異常なしと言われホッとする、その繰り返しだったそうです。

だいじょうぶだった。
また、そんな言葉を待っていたけれど・・・

今回は違っていました。

いつも明るいSさんは、はじめて私の前で泣きました。

なんと声をかけていいかわかりませんでした。

がんばっている人にがんばってと言う言葉は酷だと思ったし。

今日も、Sさんは笑顔で仕事をしていました。

今後の治療方針が決まるまで、職場には内緒にしているということでした。

強いなと思いました。

ここまでひとりでがんばってきたのだから、今回もがんとの闘いに勝ち抜いてほしいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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