一か月後、65歳になります。
妹の所へは、すでに介護保険証が届いているとのこと、横須賀はまだです。
介護保険証が届くと、いよいよ介護サービスを使う準備が整います。
申請し認定までは時間がかかるようですね。
できれば介護保険証を使わずに、人生を終えたいものです。
80代になったら、私もディサービス?
いつかは介護認定を受けて、ディサービスに通うのか?
70代と80代の自分、まだ想像できません。
私の両親は、ディサービスを利用していました。
母は生きがいになっていたけれど、父はどうやら苦手だったようです。
母は、入居していたサ高住の同じ建物の一階でやっているディーサービスに、週3回行っていました。
ディサービスでは外部から通ってくる方もいますので、そこでいろんな方と関わり友達もできました。
サ高住に入り、しばらくは帰りたい帰りたいと泣いてばかりいた母でしたが、ディサービスに行くようになり生活は変わっていったのです。
ディサービスってどんなことをやるの?母に聞いたことがあります。
機械を使ったトレーニングだったり、工作だったり、カラオケだったり、
毎回違うことをするそうです。
母の部屋には工作で作ったものが飾られていました。
(まるで幼稚園みたい)
手先を使う作業が、認知症予防に有効だからなのですね。
散歩に出たり、お花見にいったりと外出することもあったので、それはとっても楽しかったようです。
ディサービスが苦手な人もいます
男性は苦手な方も多いようで、父も、ディサービスに週二回ほど行っていましたが、苦手だったようです。
家にばかりいるとぼけちゃうとか足腰が弱るなんていう理由で母にすすめられていっていたのです。
本当のところ、まだしっかりしていた母は、父を邪魔にしていたのだと思う。
可哀想な父・・・
ディサービスは、父にとっては、苦痛でしかなく生きる希望にはならなかったのです。
父は、仕事に生きた人で、あまり社交的ではありませんでした。
まじめで、働くことが趣味のような人でしたから、同年代の方々を何を話せばいいのかもわからなかったのかもしれません。
亡くなる三年くらい前に、俳句という趣味をみつけました。
仕事を引退し、家でこもりがちになっていた父は、俳句を作るのが何よりも楽しかったようです。
亡くなった後に、父の遺品を整理していたら、俳句を殴り書きしたノートが何冊も出てきました。
私たちのこと、孫のことなどを題材にしたものもありましたが、一番多かったものは、老いていく悲しみをテーマにしたものでした。
同年代とお茶を飲んだり、話しをしたり、ゲームをしたり。
今はまだ、80代の自分を想像できないけれど、要支援や要介護に認定されたらディサービスを利用したいです。。