昨日はお盆の入り、迎え火をするためのおがらを求めていく方がいらっしゃいました。
わが家も、二十年くらい前は、迎え火送り火をやっていました。
数年は続けていたと思います。
夫は仏壇を大切にする人でした。
それなのに、私は義両親のお位牌を始末し、からっぽになった仏壇は解体業者に託してしまいました。
やはり罪の意識が多少はあります。

夫が帰ってきた?
お盆の入りだった昨晩、家族団らんの夢をみました。
夢の中の夫は、若い時のままで、ビクビクと顔色をうかがう私が出てきました。
そして親戚が訪ねてきたのですが、そこには母も父も、叔母や叔父もいて、みんなあの世に行ってしまった人ばかりでした。
みんなでなぜかお弁当を食べてました。
懐かしかった。
お盆だから、会いにきてくれたのかななんて思いました。
死んだら、すべてが無になる
グーグルマップで、元わが家のストリートビューをしてみると、2022年を最後に更新が止まっていました。
2022年、庭には夫がのっていたトラックがあり、その上に覆いかぶさるようにビワの木、藤の木がしっかり写っていました。
一番古い写真は、2015年のもの、この時はまだ私も、息子もここに住んでいたんだと、感慨無量。
2019年は、まだ空が見えて、私はすでに家を出ていたのだけど、夫はまだ伐採作業はできていたようです。
2025年、何もなくなりました。
グーグルマップはいつ更新するかわからないけれど、わが家の歴史を見ることができます。
夢に出てきた母や父の遺品も、今は処分して何も残っていません。
わが家も、義両親が残したモノたちは、私の手で無にしてしまいました。
死んだらすべてがなくなり、残るのは遺骨だけ。
いずれ私もそうなります。
この部屋にあるもの、すべて処分されちゃんです。
処分するモノが少しでも少なくなるように、また一日一個断捨離を始めています