黄金の60代
60代。
それは「老い」ではなく「解放」の始まり。
子育てや仕事に追われていた日々をひと区切りし、
これからは「自分のための人生」を始めるときです。
私の黄金の60代は、大切な人との別れから始まりました。
60代になる年に、母を失い、推しの中村さんを失い、まず喪失感でいっぱいになりました。
その年に生まれた初孫には、ずいぶん救われたけれど、その孫もすでに4歳。
孫守りも充分できたと思っています。
そして思いもよらず転職、転職先で仕事を覚えた頃、転んで骨折、3カ月休むことになりました。
復帰してから、今度は別居中の夫が亡くなり・・・
こうやって書いてみると、試練の連続だった気がします。
自分のための人生をおくる所か、バタバタとした4年半になってしまいました。
後半の5年は楽しみたい
後半の5年は、今度こそ自分の人生を楽しみたいと思っています。
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■ 忙しさからの卒業、そして自由
定年退職や仕事の整理などで、生活に“ゆとり”が生まれます。
これは「暇になる」というより「選べる時間が増える」ということ。
朝起きて、今日は何をしよう?と考えられる日々は、とても贅沢です。
■ やってみたかったこと、始めてみませんか?
昔好きだった趣味を再開する
カメラを持って一人旅へ
図書館でゆっくり本を読む
地域のボランティアやサークルに参加する
■ 小さな幸せを大切に
スーパーで季節の果物を見つけたり、ベランダの花が咲いたり。
何気ない日常の中にある“黄金のひととき”を味わうことも、
60代だからこそ感じられる喜びだと思います。
■ 健康と仲良く付き合う
もちろん体の変化もあります。でも無理せず、
自分のペースを大事にしながら楽しむのが黄金期流。
「元気に過ごす」ことが、最大の贅沢です。
60代は“始まり”の世代
これまでの人生で積み重ねた経験や人とのつながりは、私の財産でもあります。
最近、古くからの友達との付き合いも再開しました。
そして、たくさんの読者さまからのメールをいただき、とても嬉しかったです。
ブログでつながっている全国の方も、私の大切な財産になりました。
どちらかというとネガティブ思考なんで、なんでも悪くとらえてしまう私ですが、昨日の読者様からのメールにはげまされました。
65歳は老後ではない、まだまだこれから、今からでも遅くはないので、後半の5年の黄金期を楽しみたいと思います。
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