ひとりごと

息子への遺言?亡き夫は不動産を手放したいと語っていた




今日は、息子と娘と約8か月ぶりに、三人で集まりました。
3歳の孫もいて、あんまりゆっくりは話せなかったけれど。

三人で夫の思い出話し

二人には本当に苦労させてしまったと思います。
今日はファミレスに行ったのですが、息子はいきなりお腹はすいていないと言う。

高いからもったいないというのです。
ケチケチとして食べたいものも食べられないという生活をしてきたので、それがしみついてしまったのだと思います。
私も未だにそう、メニューを見て、まず値段を見てしまいます。

お母さんが払うから、なんでも好きなものを食べてと言っても、遠慮ばかり。
それで、みんなでハンバーグステーキを食べました。

不動産について、相続について、お墓について、そして夫の思い出、いろいろ話しました。
相続については、法律通りに半分は私、その半分は二人の子供に渡します。
売れたらの話です。

二人とも奨学金を借りているので、それを返したいそうです。
娘からの言葉は、「お父さんのこと今は嫌いじゃないからね、子育てしてみて、親としての大変さがわかったから、お父さんには感謝している」と。
娘の心の傷は癒えていたのだと、ホッとしました。

不動産を手放すことの罪悪感

夫が何十年も守り続けてきた、親から譲り受けた家と土地を簡単に手放すことに、罪悪感を感じてました。
あの世で怒っているかもと、ずっと思っていました。

今日、息子から意外な言葉を聞きました。
夫と最後に会ったのは、4年前、その時に夫は「本当は家を売りたい、もう売らなければならないことはわかっていても、勇気がないんだ」と言ってたそうです。

自分を小心者だと自覚していた夫です。
長男なんだから家を守れと言われ、その言葉に縛られてきたのだと思います。

これもホッとしました。
そっか、じゃあ手放してもいいんだと、やっと罪悪感から解放された気がします。

不動産が売れ、すべてが完了したら、お父さんを市営墓地に納骨しようと、3人で決めました。
義両親が入っているお墓に、入る事が夫の望みだったと思います。

私の頭がしっかりしているだろう、あと10年は私が墓守りをします。
10年後、墓じまいをするかはその時に決めようと、三人で話しました。

私の大好きな3人と会えて、今日は楽しい一日となり、また明日から頑張ろうって気持ちになりました。
下の孫娘は、パパとスイミングに行ってました。

二人の子供たちには、苦労した分、ずっと幸せでいてほしいと思います。

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