いきなり冬、芸能人の訃報が相次いでいます。
誰にでも、平等に訪れる死、私はどんな最期を迎えるのだろうと、最近よく思うようになりました。
子供二人は、完全に自立し、もう私がいなくても大丈夫っぽい。
子育てに関しては、私の役目は終わったと思うので、あとはどう生きるか?
ブログを書き続けて10年
夫の元から逃げて、母子家庭の日記みたいなものを書き出して、早10年。
10年なんて、あっと言う間だったなと思います。
ブログを書いていてよかったと思うのは、自分の気持ちや起こったことなどが、時系列でわかること。
夫のこともたくさん吐き出してきたので、過去記事を読むと、あーあの時こんなふうに思っていたんだなんてことがわかります。
別居して数年は、まだ夫が怖くて。
かかってくる電話に出ることもできなかったし、居場所がバレて、さらに引っ越ししたこともありました。
もういっさい関わりたくないと、数年は思っていた気がします。
だけど、時間の経過と共に、夫をゆるす自分がいて、怖さは消え、憐みの気持ちに変化していきました。
いつかはこんな日が来ると、わかっていた
夫は私よりも7つ上なので、夫の方が先に逝く可能性は高かったので、心の準備はしていたはず。
だけど、自分が想像していたよりも、動揺したし、悲しく、喪失感も大きかったです。
これは自分でも意外でした。
10年も別居していたし、たくさんひどい目にあってきたから、死んでもなんとも思わないと想像していたのです。
そして仕事を続けながら、後始末に追われる日々でしたが、やっと一区切りついた感じです。
(まだ見えない敵はいますが)
一般的に、最愛のご主人を亡くされた未亡人は、しばらくは立ち直れないほどの悲しみに沈み、喪に服すものなのかもしれない。
私はもう悲しみからは解放されました。
市役所に安置してある夫の遺骨を、どこに納骨するか、まだ決めていません。
夫の納骨が終われば、本当に自由になります。