熟年別居

悪意ある噂話、近所の銭湯は出入り禁止になっていた?




夜になって、急激に冷えてきました。
あんな夫でも、亡くなって一か月、日に日に寂しさがましていくのはなぜだろう?

よし!気分転換に旅に出ようと、検索してみましたが、どうもそんな気になれません。
まだ古家の売却も、不用品整理も何にも終わっていないので、一つずつ片づけていくしかないです。

すべてが終わらないと、やっぱり前に進めないのかななんて思っています。

悪意ある噂話

私の現在の一番の悩みは、隣の奥さんのこと。
不動産会社の営業マンが、元わが家を視察に行った時、数人の女性が、わが家を指さして、ひそひそ話していたと聞きました。

確かに、夫は近所の皆さんに迷惑をかけたけれど、あることないこと噂されているようです。
先日、隣の奥さんから電話がかかってきた時、ご主人、銭湯を出入り禁止になってたんだって?と言われました。

えっ?私、そんなこと、隣の奥さんには話していないのに。
近所の銭湯は、行きにくいから、ちょっと離れた銭湯を教えてくれと、夫に聞かれたことがありました。

それを隣の奥さんに話したことがあるのかもしれません。

行きにくい➡出入り禁止と、話しを変えて、噂話をしているのだと思います。

ご主人、顔にあざがあったらしいけれど、死因は何?誰かに殴られたの?そんなことも聞かれました。
心不全による病死だと、はっきり伝えたけれど、あの家の旦那さん、殴られて亡くなったんだって・・・なんて噂されているかもしれない。

とにかく周りの目がうるさい場所でした。
夫は、近所はみんな敵だなんて言っていたくらいです。

49日もすんでいないのに。

夫が亡くなったのは、10月20日推定とされています。
解剖したけれど、死亡日の特定までできなかったようです。

戸籍謄本にも、死亡日は推定と書かれていました。
考えてみれば、まだ49日もすんでいないというのに、粛々と古家売却を進めている私です。

何よりも家を守る事を優先していた夫、あの世で怒っているかもと、思います。
でも、近所の方々も、一刻も早くあそこが、更地になることをのぞんでいると思うので、仕方ないです。

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