熟年別居

無縁仏にするのは可哀想、子供たちと私の気持ち




気持ちがやっと落ち着いてきて、ご飯も食べれるようになりました。
気持ちが落ち着いてくると、夫の遺骨引き取り拒否をしたことを後悔しはじめました。

無縁仏にするのは可哀想

息子も娘も同じ考えでした。
娘は樹木葬や納骨堂に入れてほしいと言い、息子は現在あるお墓に入れてほしいと言いました。

私もだんだん無縁仏にするのは、あまりにも可哀想だと思うようになりました。
だからといって、お骨を引き取ってマンションの部屋に置くのはどうしてもいやなので、葬儀会社にお骨を預かってもらう方向で考えています。

夫をどこに納めるかは、一週間もしくは一か月以内に探して、決めようと思っています。
墓じまいを考えている現在のお墓、樹木葬、納骨堂のいずれかになると思います。

墓守りはできない

息子が、お父さんの希望通り、現在のお墓に入れたいというので、お母さんがいなくなってからもずっとそのお墓を守っていくのは可能なのか聞いてみました。
息子の答えはNO。

まだ社会人になっていない息子、奨学金という莫大な借金もあり、金銭面で不安だという。
管理費と、横須賀にたびたび、お墓参りにいくことができるのか、不安だと。

お父さんに何かあったらお母さんを助けてねと、いつも言ってきたけれど、現在はオロオロしている状態です。
25歳といえ、まだまだ子供だって感じています。

何かあったら手伝うよと、口だけではいうのですが。

荼毘にふすことも、本来は私がやるべきですが、どうしても遺体を見ることはできません。

火葬場で直葬にしたとしても、私一人の参列になると思います。
市か葬儀会社にお願いし、費用はこちらで負担しようかと考えています。

あまりに寂しい最期になってしまいました。

そんなわけで、やること山盛りですが、一つ一つ、片付けていこうと思っています。

母が亡くなったのはコロナ禍でしたが、家族にとっても母にとっても後悔のない最期をむかえることができました。
毎日が発見ネットに当時のことを書いています。
よろしかったらご覧ください。

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