おひとり様の老後

一人ご飯は寂しくて味気ない、家族連れを見て泣いていた娘




一人暮らしをスタートさせて、もうすぐ3年になります。

母の死、推しだったNSP中村貴之さんの死、突然の退職、右腕の骨折、不幸な出来事はたくさんあったけれど、なんとか一人で乗り越えてきました。
最初は、なんで私ここに一人でいるんだろう?と寂しくて泣いた夜もありました。

でも慣れってすごい、3年もたってしまえば、寂しさや孤独を感じることはほとんどなくなりました。

一人ご飯は寂しくて、味気ない

最初に戸惑ったのは、自分のための食事作り。
食べるのは自分だけなので、作る張り合いがなくなってしまったのです。
そして、半年くらいは味がしなかったような・・

元々手抜きご飯だったけれど、それに拍車がかかっていました。
シニアおひとり様の食事写真を見ると、皆さんちゃんと作っておられて、刺激になります。

私もちゃんとやろう!なんて思います。
気が向いた休日には、作り置きおかずを何品か作ることも。
でも、なんといっても冷凍食品が多いかもです。

先日、娘宅に行った時に、娘が作った豚汁を食べました。
野菜苦手な孫たちのために、野菜たっぷりの豚汁で、優しい味で感動しちゃいました。

人が作ったご飯って、なんて美味しいのでしょうか。

娘に家族ができて、良かった

18歳で家を出て、実家には帰れない状況で、一人で頑張りました。
これは思い出したくない過去だけれど、夫は18歳で出て行った娘を勘当だと言い、もう家の敷居は二度とまたがせないと言っていたのです。

夫自身が18歳になったら出ていけ!と言っていたのに、本当に出て行ったら勘当とは。
そんな父親を娘は許していないのか、家を出てから一度も会っていません。

娘は18歳で家を出た時、家族連れを見て、何度も泣いていたと後から聞きました。

寂しい思いをたくさんさせてしまったと今更ながら思います。
今は子煩悩な旦那さんと、二人の子供という家族ができて、本当に良かったと思います。

近い将来は、子供たちのそばで暮らしたい。
本当は今すぐに引っ越したい気持ちもあるけれど、今じゃないかな。

そして、息子がまだ独身だったら?
たまには一緒にご飯を食べたい。

誰かのために夕食を作る、そんな日がくるのだろうか。

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