ひとりごと

自分は自分と思っていても、時々フッとむなしくなる




昨晩は、地元で花火大会をやっていました。
通勤途中に、浴衣姿の娘さんをみかけて、気が付きました。

花火大会は良い思い出がありません。
新婚当時は、友人が家に遊びに来て、二人で花火を見に行ったのですが、夫より帰宅が遅くなってしまって、ものすごく怒られました。
用意してあった夕食は捨てられ、目の前でカップラーメン食べてました。

そういうことが日常茶飯事で、もういろんなことをあきらめて過ごした結婚生活だったのです。
晴れて自由の身になった私ですが、今は今で、若さとお金がありません。
もういろんな所へ、でかける気力がないし、相変わらずビンボーで。

自分は自分と思っていても

同じ頃にブログを始めて、私と同じ熟年別居中のブロガーさんが、最近また海外旅行へ。
すごいなーと思います。

同じ熟年別居で、この違いは何?なんて思うことも。
うらやましいという気持ちは、今はあまりなくて自分は自分だと思っています。

人と比べても無意味ですから。

それでも、時々むなしくなります。

連休の最中、同年代の高齢夫婦が買い物に来られます。
お肉お刺身冷凍食品、飲料など、1万円以上買っていく方はたくさんいます。

自慢じゃないですが、私の人生で、食料品だけで1万円も使ったことは一度もありません。
いつもお財布の中身を気にしていました。

一度でいいから、お金の心配をしないで、好きなものを好きなだけ買ってみたいと思いました。

山のように買い込んでいくお客様を見て、私は63歳にもなって、なんで激混みのスーパーでレジをやっているのだ?とふとむなしくなったのです。
腕が腰が痛くなろうと、それでも働き続けなければならないのは、生きていくためです。

自分が選んだ人生なので、仕方ない。

一つだけ心から良かったと思うのは、子供たちがまっすぐに育ってくれたこと。
二人とも、顔つきまで変わってきたと最近感じています。

夫の結婚したことは、失敗だったけれど、夫と結婚しなければ、子供たちに会うこともなかった。
なので、これで良かったと思うことにします。

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