骨折

60代一人暮らし、家族がいなくても大丈夫、骨折を一人で乗り越える




今日は文化の日、気持ちの良い晴天でした。
午前中、〇〇緑地の散歩コースを歩いて来ました。

老夫婦がゆっくりゆっくり支えあって歩く姿を見て、とても微笑ましく思いました。

私は一人….以前の私だったらいじけたと思います。
でも今回の怪我で、一人でも乗り越えられると、変な自信がつきました。

60代おひとり様、転んで、右腕を骨折 

痛みも収まり、だんだん気持ちも落ち着いて来たので、怪我をした当日の状況を備忘録として書いておきます。

とにかく疲れがたまっていて、午前中は爆睡。
冷蔵庫に食べ物が何もなく買い物へ。

つっかけサンダルに、Tシャツと短パンという軽装でした。
自宅マンションを出てすぐの所で2センチくらいの段差につまずき、そのまま垂直に倒れました。

普通は手が出ますよね。
私は右手に小さなバッグを持っていたせいか、手が出なかったのです。

60代、身体能力の老化?

ま、ただ運動神経が鈍いだけかもしれないけど。

右肩を強打、顔の右側にも擦り傷があり、左膝は血がにじんでいました。…

あーやっちゃった!ととっさに起き上がり、周りをキョロキョロ、恥ずかしいという思いが強く、何事もなかったように自分の部屋に帰りました。

運がいいのか悪いのか、誰も見てなかったのです。

打撲かな、安静にしてれば治ると勝手に思ったのですが、トイレに行くと、右手が痛くて上がらない。
これはおかしいと思い、左手でスマホで検索、歩いて5分の所に整形外科がありました。

財布を見ると3000円しか入ってない、これでは足りないと徒歩10分の銀行へお金をおろしに行きました。

右手は上がらないので、ブラブラしたまま、左手で操作をする。
調べてあった整形外科は、まだしまっていたので、また自宅へ戻りました。

一応、整形外科に電話をして状況を話すと、すぐに来てくださいとの事。
午後の診療が、はじまったばかりだったので、すぐに呼ばれレントゲンをとり、右腕の上の方が折れている事がわかりました。

三角巾とバストバンドで、右腕を固定してもらうと、事の重大さがひしひしと押し寄せて来ました。

折れているとわかっていたら、手をブラブラさせて銀行に行く事なんてできなかったと思います。

家に帰って、なんとかご飯は食べたけれど、シャワーを浴びる事はできず、温かいタオルで身体を拭きました。

とにかく痛くて、痛み止めを飲みながら、仰向けになって寝ました。
骨折3日目に介護職の妹が来てくれて、湯船に浸かる事ができたのですが、この時の気持ち良さは忘れません。

骨の形成には、陽に当たるのが良いと主治医から言われて、怪我した翌日からは散歩もしました。

散歩がてら食料を少し買い、あとは、ネットスーパーで頼みました。
怪我をして、ゴロゴロしていてもお腹はすきます、

こんな感じで三週間たちました。
相変わらずシャワーと着替えは大変ですが。

一人暮らしで骨折した場合、あえて入院をお願いする方もいるようです。
身の回りの事は、やってもらえます。

家族がいなくても、一人でやっていける見通しがたちました。
教会の仲間がいろいろ助けてくれたのも、大きいです。

次の目標はバスに乗り出かける事。
リハビリも頑張ります。

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