連休最終日の今日は、冷たい雨の一日になりました。
冷えてきたら、とたんに足がつるようになって、あわてて着圧ソックスをはいています。
女性が多い職場で働いている私ですが、仕事を覚え、気持ちに余裕ができてきたら、周りがよく見えるようになりました。
やはり派閥はあるようだし、仕事が遅い人にはイジメ的のようなモノも目撃しています。
もう人間関係には悩みたくないので、必要以外のことは話さないようにしています。
人生で、一番多い悩みは、人間関係のこと。
亡き母が晩年過ごした、サ高住でのイジメを思い出しました。
サービス付き高齢者住宅でいじめにあっていた母。
母はその方と、高齢者住宅に入って一番最初に仲良くなりました。
何回かお会いしましたが、身なりのきちんとした普通の方でした。
「母をよろしく」
「こちらこそよろしく」
そんな言葉を交わしたのを覚えています。
そして一見温和そうな母なら、うまくやっていけるであろうと、食堂ではその方の隣の席になりました。
最初は、うまくやっていたようですが、妬みから、意地悪な行動や言動はエスカレートしていったようです。
母はその方以外にも友達が何人かできて、楽しそうにディサービスに通っていたのですが、それが面白くなかったみたいです。
「なんで、ディサービスなんかに行くの?」
「年寄りが集まって歌やゲームなどやって何が楽しいの?」と言葉でせめる。
他の方が気にしないでいいよと言ってくれたそうですが、母はだんだんしょんぼりするようになりました。
最後の方は、食堂で机をバーンとたたいたり、椅子をガタガタと動かして音で母を驚かせたそうです。
サービス付き高齢者住宅の職員さんは、いじめの一部始終を見ていました。
母をいじめていた方は、その高齢者住宅では問題ばかり起こしていたと聞きました。
そして母は泣いて施設長さんに訴えたことから、施設側は動いてくれたのです。
母をいじめた方は、過去にも何人もいじめたり、嫌がらせをしていたので、施設側は出て行ってくださいとお願いしたそうです。
長男夫婦に追い出された高齢女性
でも、その方は追い出されても行く場所などないのです。
そもそも、息子夫婦が手を焼いて、手に負えないからとこの高齢者住宅に入れられてしまったと聞きました。
いろいろと問題を起こしても、引き取りたくないのだと思います。
行く場所がないのなら、そこでみんなと仲良くすればいいのにと思いますが、女の妬みやひがみをいうのは、なかなか抑えられるものではないのかもしれません。
結局、その方も寂しいのだと思います。
息子夫婦に追い出された、そのような思いを抱えて生きているのです。
結果的に今度やったら本当に出ていってもらうという釘をさし、その方は高齢者住宅にとどまることになりました。
最終的な対処として、母はほかのフロアにうつりました。
その方と違うフロアに引っ越しをしたのです。
その高齢女性は、今どうしているのか。