熟年別居

別居中の夫からの連絡が途絶える、あの人にもプライドってものがあるのか




雨がザーザーぶりの日曜日でした。
日曜日の午前中は、教会へと決めているので、レインコート着て行ってきました。
教会に行き、賛美し、お祈りをすると、ザワザワした気持ちが収まります。

心を整えるために、私にとってはなくてはならない場所です。
夫のこと、子供たちのこと祈ってきました。

夫のことは、年金をもらわずに貯金を崩して生活しているので、食べていけるだけの収入を与えてくださいって祈っています。

別居中の夫から、連絡が途絶える

昨年暮れから、電話がかかってくるようになりました。
その内容は、助けてほしい的なものだったので、私はその気になっていました。

私ができることなら、助けるべきかもって思っていたのです。
最後の電話で、母が亡くなったことを伝えると、遺産をもらったんだろうな?と嫌なことを聞かれました。
お金の話をするなら、もう電話してこないでと、言葉強めに伝えました。

それから電話はこなかくなりました。

夫にも、プライドというものがあるのか?

もうすぐ70歳の夫ですが、いくら生活苦で、貧しい生活をしていても、私や子供たちに、お金の工面はまったくしてきません。
今の所ですが・・・

息子がお正月に、会いに行こうとした時、夫は調子悪いからまたにしてくれと言いました。
今回は、私に敗れたズボンを縫ってくれという依頼をしてきたけれど、結局はすっぽかされました。

もしかしたら、夫はみすぼらしくなった現在の姿を、私たちに見せたくないのでは?と、そんな気がしました。
これは、私の勝手な想像です。

「大学行く費用は出してあげるから」

「車の免許費用は出してあげるから」

そんな言葉で、息子に帰ってきてほしいと言い続けました。
かたくなに拒否して、正解でした。

あの時、息子が父親の言葉通りに、帰宅していたらと思うと、ゾッとします。
たぶん、夫の奴隷となってたかもしれない。

息子が社会人になるまで、あと二年。
何もできない母親ですが、やっと肩の荷が降りる気がします。

夫には、静かに暮らしていてほしい。

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