老後の暮らし

60歳から入居可能、私が見たサービス付き高齢者住宅の暮らし




読者の皆様は終の棲家について考えたことはありますか?
老後はどこで暮らすかということ。

今は、仕事もしているので寂しいと感じることはあまりありません。
問題は仕事を辞めた後です。

おひとりさまの老後はいろんな面で不安が多いです。
孤独死なんていう言葉も頭をよぎります。

老後はサービス付き高齢者住宅に入居するのもありだなと思っています。
たとえ部屋に一人でいたとしても、周りは同じような独居老人ばかりなので孤独を感じないですみます。

60歳から入居可能、私が見たサービス付き高齢者住宅

昨年亡くなった母は、サービス付き高齢者住宅で数年暮らし、その後、要介護5となり特養に入所しました。
サービス付き高齢者住宅は、ほぼ自分の身の周りのことはできる、つまり自立していることが条件で入所できます。

介護度が上がっていくと、そこにはいられなくなります。

母の部屋は6畳ワンルームで、部屋にはトイレがついていました。

お風呂はワンフロアに二つあり、洗濯室は一つですが洗濯機は4台ほどありました。
共同で利用になっていて、洗濯機の使用は一回100円です。
乾燥機もありました。

母の部屋はこんな感じでした。

入居時、部屋には何もありません。
たんす、ベッド、布団一式、テレビ、テレビ台などは実家から持参しました。

電子レンジ、冷蔵庫、そうじ機は一人暮らし用のものを購入しました。
この写真の反対側にベッドが置いてありました。

トイレは広いです、手すりなどが設置されていて高齢者にも安全なつくりになっています。

サービス付き高齢者住宅は、老人ホームというイメージではなく、外観は4階建てのマンションそのものです。

マンションと違うのは、玄関の施錠がしっかりしていることです。

簡単には入れないようになっていますし、入ったところすぐにスタッフルームがありました。
そこにはヘルパーさんが常駐していて、ケアマネジャーもいました。

何かあった時に、かけつけてくれる人がいるということが、マンションと違い、安心できる所です。
各部屋にはブザーが設置されていて、ブザーをおすとスタッフが飛んできてくれます。

母の部屋は、台所はなかったのですが、台所がある部屋もあり自炊している方もいらしたようです。

こちらが食堂です。

私の母は、朝昼晩と三食全部、同じフロアの食堂で食べていました。
そこで同じテーブルの人と話ながらご飯を食べるのが、楽しみのようでした。
(認知症が悪化するまではです)

食事を申し込まずに、自炊している方もいますし、夕食だけの方、朝食だけの方もいます。
毎日の献立がきまっており、AとBがあり事前にどちらが食べたいかを申し込んでおきます。
かなりバランスのとれた栄養ある食事に内容になっていました。

食事を頼むか頼まないかによって、毎月の費用は変わってくると思います。

一階にディサービスがあってので、それも便利でした。。

ディサービスで、近所の公園に散歩に行ったり、お花見に連れていってもらったこともあり、たくさんの思い出ができました。

サービス付き高齢者住宅は、介護が必要な高齢者しか入居できないのではなく、60歳になったら誰でもはいれます。

私も入ることができるわけです。
そういえばサ高住から、仕事に行っている方もいました。

今のワンルームマンションとの違いは、何かあった時、階下にヘルパーさんがいること。
倒れて何もできなくなった時でも、ブザーさえ押せば飛んできてくれます。

私は現在のワンルームに、ずっと住んでいたいと思っているけれど、健康面で不安を感じるようになったら、サ高住への入居を検討しようと考えています。

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