老後を考える

人の名前が出てこない、60代でも記憶の衰えが見えてきた、




日曜日のこと、一年ぶりに若い夫婦が教会にやってきました。

「お久しぶり~」なんて挨拶をしながら、顔はわかっていても名前が思い出せなかったのです。
三日たった今日、お子さんの名前と奥さんの名前は思い出したけれど、苗字がどうしても思い出せません。

人の名前が出てこない、顔は思い浮かんでも名前が出てこない

そんなことはありませんか?

たとえば、高校時代の同級生の名前を思い出そうとすると、ほとんど忘れていました。
顔はぼんやりと思い浮かぶのだけど、名前が出てこないのです。

これって認知症の序章なのか?

人の名前が思い出せなくなるのはどんな理由からなのか調べてみました。
結論として、脳の老化には間違いないけれど、心配しなくていいということでした。

人の脳というのは、後頭葉が人の顔などを認識する映像をつかさどる部分、そして前頭葉が人の名前などの文字をつかさどる部分なんだそうです。

人の名前が出てこないのは前頭葉の方の老化が早いから

脳の後頭葉の部分は、あまり萎縮しない、なので人の顔などの映像はあまり忘れないということ。
脳の前頭葉の部分は、原始的なものなので衰えが早いということなんですね。

思い出せないとイライラするのは、脳にストレスを与えるので、あんまり心配しない方がいいそうです。
だけど、脳の神経細胞は、日に日に、減っているのは確かなので、これをできたら阻止したいものです。

脳が老けないためにやるべきこととは?

1 楽しいこと・ワクワクすることをする
「多くのことに好奇心を抱き、楽しいことや未体験のことにどんどん挑戦して。それが脳の一番の栄養になります」。楽しい刺激で脳の成長が促進される

2 1日1回、心から「ありがとう」を言う
感謝は相手の気持ちを感じられるからこそ出てくる言葉。脳の中で“感性”を磨く部位を使うことにつながる。普段から、小さなことにも感謝する気持ちを忘れないにしよう

3 1日1回、自分を声に出して褒める
1日の最後に、今日できたことを声に出し、自分を褒める。自分を卑下するのではなく、褒めることを習慣化すると、脳はだんだんとストレスに強くなっていく

4 利き手と反対の手で雑巾がけをする
体を動かしながら、効率のいい拭き方を考えるなど、脳の様々な部分を使う雑巾がけ。これを利き手でない手で行おう。「普段やり慣れないことは、脳を活性化します」

5 すれ違う車のナンバーを足し算する
運転やスポーツは、対向車や相手の動きを「よく見る」必要があるので、視覚系の脳領域を強化する。バスに乗ったときにも、対向車のナンバーを足し算して「見る」目を養おう

6 1日1個、新しい単語を覚える
新しい情報への関心や記憶力が衰えるのを防ぐため、意図的に脳を動かす習慣を持とう。興味がある記事で見た、意味不明な言葉を調べて覚えると、記憶力も好奇心も刺激でき◎

7 草木や野菜を育てる
植物などの生き物は、なかなか思い通りに育たない。自然環境の変化に合わせて、臨機応変に対処することで、分析力や判断力を養う脳の領域が使われる

8 入浴後に全身ストレッチをする
「体がこると、脳の運動領域の酸素消費が増え、ほかの部分への酸素供給が不足し、思考力が鈍ることがあります」。入浴後のストレッチでこりをほぐして、効率的に働く脳を保とう

9 良質な睡眠を取る
脳には休息も大事。24時前には照明を消し、睡眠時間をしっかり確保して。ぐっすり眠っている間に脳の情報が整頓されるので、翌日の思考力もアップする。引用日経スタイル

人間の脳は好奇心や前向きな考え方を持つことで、働きが活発になるそうです。
楽しいことやワクワクすることをやる、そしてなんにでも感謝、また声に出して自分をほめる、それが脳の栄養になるなら、やってみる価値はありそうです。

そして、苦手なことに挑戦すると、普段使わない脳領域が刺激を受けて活性化します。
上記の4、5、6ですね。

利き手の反対の手で雑巾がけ?
大変そうだけど、確かに脳が刺激を受けそうです。

最後に良質な睡眠。
脳の老化を速めてしまったのはこれかなって思いました。
最近は、睡眠時間が5時間ほどでした。
もう若くないのに無理しちゃってました。

これ以上、脳を老化させないために、1から10までを、意識してやってみたいと思います。

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