仕事帰り、横断歩道で信号待ちをしていると、小学校低学年くらいの女の子が、もう雨はうんざりとつぶやいていた。
二日も雨が続くと本当にうんざりです、小さな子供までが、うんざりしている。
風も強くて冷たくて、こたつが恋しくなりました。
時々、孤独感が襲ってきて、急激に寂しくなることがあります。
60代で一人暮らしだから?
息子が連絡をよこさなくなったから
雨が続いているから?
いえ違います。
過去を思い出して、寂しくてたまらなくなるのです。
大切な人を亡くす、時間が解決してくれるなんてうそだ
昨年の9月、母が天に召され、11月には大好きだったNSPの中村貴之さんが天に召されました。
まだ二人の死を引きずっています。
2021年、天国に召された方は戦後最高の145万人だったそうです。
新型コロナでなくなった方も多いですが、老衰と誤嚥性肺炎で亡くなった方が増加しているそうです。
これは高齢化が背景にあり、新型コロナのせいだけではないようです。
大切な人を亡くして、寂しさは日に日に増していく
悲しみは癒えたけれど、その後に襲ってくるのは寂しさでした。
もう過去にはもどれないのは、わかっていても、昨年の今頃は、母は特養に入って喜んでいたなどと思い出してしまう。
結局、昨年は母とラーメンを食べにいくことができませんでした。
コロナが終わったら行こうねなんて話していたのですが、母のもう一度外食したいという願いはかないませんでした。
母が入居していたサ高住のある場所に、私は怖くていけません。
思い出が多すぎて、またいろいろ思い出してしまいそうだからです。
そして別居後、私の生きがいだった中村貴之さんのライブに、もういけない。
中村さんが所属していたスリーハンサムズのコンサートももう開催されない。
そう思うとたまらなくて、心に穴があいてしまってます。
検索からこちらの記事を読みにきてくださる方が、未だにいらっしゃいます。
NSP中村さんのファンの方、そしてスリーハンサムズのファンの方だと思います。
中村さんのライブも、スリーハンサムズのコンサートも、観客は私と同年代のシニアの方ばかりでした。
コンクリートの壁にはさまれてという歌を中村さんとファンの方でみんなで合唱していました。
あ~楽しいといつも言っていた中村さん、もうあの頃にはもどれないんだと思うと寂しくて胸がはりさけそうになります。
もうこの世にいないなんて信じられないのです。
故天野滋さん、故中村貴之さん、平賀さん(NSP)
昨年145万人の方が亡くなっている現実、寂しさをひきずって生きている方も多いと思います。
そしてウクライナでも、悲しみや恐怖の中にいる方がどれだけいらっしゃるのか。
5月戦争終焉説があります。
本当に一日でも早く終わることを祈っています。