おひとり様の老後

兄から香典返しが届く、兄夫婦にも何度も離婚危機があった




母が亡くなって、二カ月と一週間、なんだかあっという間でした。
寂しさはだんだんと癒えてきました。
これ以上長生きしたら、可哀想だったと思えてきました。

兄から香典返しが届きました。

カタログショッピングです。
今は、こういうものが主流になっているみたいです。

私が喪主の妻を務めた義父の葬儀では、香典返しに何をおくるか、すごく迷って大変でした。
今から24年前のこと、あの時代はカタログショッピングで香典返しはなかったのです。
シーツとかタオルをおくった家が多かったかも。

届いた高島屋のカタログを見て、一人暮らしなので何を選ぼうか迷っています。
美味しそうな牛肉や、マグロにしようかと思ったけれど、一人で食べたら美味しくないだろうし・・・

電子レンジ?掃除機?
一応、今使っているものがあるから、必要ない。

炊飯器もありました。
でも今は圧力鍋でご飯を炊くのになれてしまいました。

せっかくたくさんの物を断捨離したのに、物は増やしたくないんですよね。
だったらやっぱり食べ物?
お米もあったな~。

気になっているのは、白いローチェストです。
実は今の部屋にはタンスがありません、カラーボードで代用しています。

もう少し迷うことにします。

49日の法要と香典返しも終わり、兄夫婦もホッとしていると思う。

先日の49日法要では、兄夫婦も妹夫婦もすぐに言い合いになっていました。
喧嘩するほど仲がいいと言いますが、ポンポン言えることが私は、とてもうらやましかったです。

そんな兄夫婦にも何度か離婚危機があったようです。

一つは親戚づきあいのわずらわしさ、私の実家は大家族で、母の妹たちが口うるさかったので、お嫁さんとしてはたまらなかったと思います。
二つめは自営業の妻の務め、24時間ずっと一緒だし、お店の大変な時もあり、逃げ出したくなったのではないかと。
三つ目が母と完全同居になった時の嫁姑問題。

お嫁さんは何度も出ていくと宣言したようです。
結局は、別れずに夫婦でいろんなことを乗り越えてきました。

お嫁さんには、家を出て一人で暮らしている私がうらやましいと言われたことがあります。
それこそ、隣の芝生は青くみえるです。

女一人で老後を生きていく。
それはそれで大変です。

私も、本音としては、普通の人と最後まで寄り添う人生を歩みたかったです。

タイトルとURLをコピーしました