おひとり様の老後

遅っ!60歳で自立 親子共依存からやっと脱出




職場に行くと、退職した60代の元同僚からの置手紙がありました。
私がお休みだった昨日、退職の手続きにきていたようです。

美味しいお菓子がそえてあり、さっそくいただきました。
手紙には「一緒に仕事ができて楽しかったです、ありがとう。 またこの職場に復帰したいのでやめないで、ずっとここにいてね」と書いてありました。

また心の中が寂しさでいっぱいになった。
「ずっとここにいてね」もちろん会社側がやめてくださいというまでは70歳を超えてもここにいるつもり。

一人暮らしとなり一か月たち、今は自分の部屋に帰るのが楽しみになりました。
あんなに寂しかったのに・・・慣れてしまえば寂しさは消えて一人は天国になりました。
何がうれしいって、人のためにご飯を作らなくていいこと。

献立も考えずに、食べたいもの食べてます。
おかげで野菜をあまりとらなくなってしまいました。

遅っ!60歳で自立

本当に遅いですよね、人生の後半戦でやっと自立できたって思います。
次回の毎日が発見ネットで夫との共依存について書かせていただきました。
夫婦共依存というのは、お互いに寄り添いすぎている状態、夫は私にモラハラやDVをすることで自分を保っていて、私は夫のためにつくすことで自分の存在価値を見出していたというような感じです。

一言でいうと自分というものがなかった。

そんな夫から逃げて、今度はまったのが親子共依存です。
私は自分を犠牲にして息子の世話をすることが生きがいでした。

何から何まで助けてあげていたので、今思い出すと恐ろしいことをしていたって思います。
あのまま一緒に暮らしていたら、息子はとんでもない大人になっていたと思う。

助けあって生きていたと言えば、聞こえはいいけれど、それ以上にお互いに頼りすぎていたという状態だったのです。

こうしてブログで自分のことを客観的に見て文字にしていたら、あることに気が付きました。
私は仕事場でも、難しいこと、困難なことがあると、誰かに助けを求めていたのです。

自分で覚えようとせず、すぐ後輩にやってもらったりです。
2年前からサービスカウンターの仕事にかわり、覚えることがたくさんあったのにそれでも後輩に頼っていました。
それではだめだって気が付き、必死に覚えて、最近やっと一通りできるようになり、忙しい日も一人でサービスカウンターを任されるようになりました。

私生活でも職場でも、やっと自立できたかなという感じです。

家族がいなくなるのは寂しいものです、寂しさを乗り越えてから、これからは自分のために生きてもいいんだと思うようになりました。

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