築33年と古いこのアパート、6畳二つにリビングが8畳と広さだけはありました。
なんだかんだ言いながら、このアパートが気にいっていました。
ここには4年半住んだので愛着もでてきたのです。
ところが突然の息子の一人暮らし宣言です。
来春の予定が、今秋になり、またまた早まって来月中には引っ越すと言い出しました。
オンライン授業でのひきこもり生活に耐えられなくなったようです。
友人のたくさんいる東京の郊外に引っ越したいのだそうです。
いよいよ私も60代一人暮らしになります。
もう引き止める理由はないし、息子も22歳、自分一人でどこまでできるか見守ることにしました。
私ももっと家賃低めのワンルームに引っ越そうと思います。
今、二人していろいろ物件を見てますが、息子は今週中に不動産会社に行くようです。
どんな物件があるのだろう?といろいろな不動産屋さんのサイトをのぞくのは案外楽しいです。
おひとりさまの老後はワンルームがおすすめという記事を読んだ記憶があります。
上野千鶴子さんだったかな。
なぜって、物を探すのが楽になるとか、手を伸ばせばすぐそこに必要なものがあるからだそうです。
で、ワンルームを探してます。
いい物件ありました、高層マンションに住んでみたかったのです。
(タワーマンションではなくて・・・)
10階建てのマンションで、エレベーター付き、シニア歓迎とありました。
家賃は4万円で駅近です。
東京だったら、この倍はしていると思います。
横須賀は家賃の相場が安いです。
ここに住みたい!とピンと来たのだけど、保証人は誰になってもらおうとか、初期費用はどれくらいかかるのかといろいろ考えていたら、憂鬱になってきました。
二人でここを出ていくのならと断捨離をさらに進めないとならないけど、これもやる気なしです。
60歳で引っ越しは、本当にエイっと重い腰をあげなくてなかなか進みそうにないです。
まずは息子を送り出すことからスタートしようと決めました。
息子もまだ心が揺れて、やっぱりまだ先にするわ~なんて言うかもしれない。
ひとり暮らしになり寂しいだろうなぁと予想していましたが、今の所はまだ寂しさはなく、ちゃんと息子を送り出そうという気持ちが強いです。
私に何から何まで頼っていた息子はいよいよ一人で歩きだします。
もう22歳ですからね
中高の同級生たちは大学4年で就活真っ盛りです。
本当は来年就職してくれれば肩の荷が下りるのですが。
息子は浪人しているのでまだ3年生、そして大学院まで進むと言っているから、私の肩の荷が下りるのはまだまだ先になりそうです。
息子の一人暮らしに関しては、仕送りも援助もなしです。
厳しいだろうけど、申し訳なく思いつつも何もできないのです。
奨学金とアルバイトでなんとか頑張ると言ってます。