おひとり様の老後

いつもと違う年末年始、寂しい一年だった




今朝、家を出る時はけっこう雨が降っていました。
いつもは雨だと気がめいり仕事に行きたくなくなるのですが、今日はラッキー、これは恵の雨だと思ってしまった。

こんなこと言ったら上司に怒られるけど、雨だと客足が遠のくからです。

予想通り、雨が降っている午前中は、のんびりと品出しができました。

雨があがった午後からは、やはり混みだして長蛇の列になってしまいましたが。
会社側はとても収益が伸びた年だったと思います。

いつもと違う年末年始

一人で夕飯を食べながら、日本レコード大賞を見ています。

今年は筒美京平さん、なかにし礼さん、中村泰司さんが相次いで亡くなりました。

昭和の時代の名曲が流れました。

松田聖子さんや、田原俊彦さん、郷ひろみさんなどの曲です。
あの頃はザ・ベストテンという歌番組を夢中になってみていました。

あの頃はよかったな、どんどん昭和が消えていくと昭和生まれの私は寂しい気持ちになりました。

寂しいことの多い一年でした。

いつもと違う年末で、家にいる方が多いと思います。
たぶん、私と同じようにひとりぼっちでテレビを見ている人も多いかも。

毎年、帰省していた娘が、今年は帰ってきません。
もうお腹も大きくなったと思うのですが、三か月会っていません。

会いたい人に会えない一年でした。
友達とも会うことができなくて、みんな元気にしていてほしいと願うばかり。

そしていつも年始には、母と妹家族とで食事に行ったけれど、来年はそれもできません。
親戚の集まりはなしです。
今年のお正月、母はつえも使わず一人で歩けたのです、外食した時には私の分まで食べちゃうほど元気だったのに。

その母が入院し、しばらく会うことができません。
母は生きる気力をなくしているようです。

たぶん今は病院のベッドの上でテレビも見れずに、寝てばかりいると思います。
認知症進んでしまうかもしれません。

コロナは本当に人と人との絆を奪ってしまった。
そして多くの命を奪いました。

来年はコロナが収束して、明るい一年になってほしい。

明日は大晦日、仕事納めです。

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