息子の大学は今月末に授業開始の予定でした。
2、3、4月と長い春休みとなり、ようやく始まると思っていたのですが。
仕事からもどると、息子から衝撃の発言。
「大学、秋まで行かないから。」
は?何を言い出すのかとビビりました。
よくよく聞くと息子の大学もオンライン授業を決定したそうで通知が来ていたということでした。
秋まで?大学生のオンライン授業続々決定
大学生が原因のクラスターも発生していましたし、自粛しない若者も確かにいます。
大学が始まったら、若者が一斉に動き出します、大丈夫なのか?と心配はしていました。
東大や東工大などの国立大、そして早稲田などの私立大も続々とオンライン授業を決めました。
ほかの大学もそれに続くのではないでしょうか?
可哀想なのは今年入学する新入生です。
入学式もなし、秋まで自宅でオンライン授業。
クラスメートの顔さえわからず、サークル活動も禁止です。
秋に入学式をするのか、そのまま授業再開になるのか全くわかりません。
とにかく今は家にいること、自粛が本当に大事だとわかってはいるのですが。
私がひそかに心配していること。
このまま、息子がひきこもりになってしますのでは?ということです。
自宅にいなければならない、つまりはひきこもっていなければならないわけです。
息子はオンライン授業になって秋まで大学に行かないですむことをどう思っているのか?
友達と会えないのはさびしくないのか、楽しそうに参加していたサークル活動も当分の間自粛です。
聞いてみたのですが、答えは嬉しいでした。
息子は元々コミュニケーション能力が低く、人付き合いが苦手でした。
中学高校といろいろ苦労してきたのです。
浪人時代は何度もひきこもり宣言をしました。
そんなこんなを乗り越えて、大学生活がスタート。
友達もできて、サークル活動も楽しんでいました。
親としてはホッとしていたのです。
こんな状況なので仕方ないことですが、秋まで何か月あるの?とため息が出てしまいます。
大学でできた友人たちはみなふるさとに帰っています。
地元に友達はいても、外出したり遊ぶことも自粛しなくてはなりません。
息子だけではありません。
全国の大学生が自宅でオンライン授業を受けます。
ゲーム三昧になっている大学生もいるんだろうなと思います。
ある意味孤独との闘いにもなってきます。
職場のスーパーでは37.5度以上の熱がある場合、コロナ感染者と濃厚接触した可能性がある場合、出勤できなくなりました。
神奈川県も感染拡大地域に入っています。
職場の空気もだんだんとピリピリしてきました。
今となっては、普通に暮らせて日々が懐かしいです。
日本に、世界に平和な日がもどることを祈り続けていきたいと思います。