アラフィフクライシス、50代は何が起きるかわからない
昨日の記事でアラフィフクライシスについてを書きました。
50代は本当に様々な変化が起きる年代です。
昨日の記事で書いたように、50代は私自身本当に変化のあった年代だったように思います。
通勤バスで通る道で、時々思い出す友人がいます。
もうすぐ三回忌、時がたつのは早いなぁと思います。
アラフィフクライシスに巻き込まれた、50代友人の死
その友人とは、息子の高校のPTAで知り合いました。
一緒にPTA活動をして、何回かご飯を食べたりお茶したり、いつも愚痴を聞いてもらっていました。
真面目な広報委員で、亡くなる一週間前の体育祭にも取材に行って、いつも張り切って写真をとっていたイメージでした。
50代の友人の訃報は二年前、突然のことでした。
訃報、Aさんが、事故で亡くなりました。
そんな内容のメールが突然来て、すごい衝撃を受けたのを覚えています。
高校生の子供がいる親として、お子さんの気持ちを思うと、胸が痛みました。
その後、事故の様子が、まったく伝わってこなかったので、交通事故だったのか、職場での事故だったのかさえもわからずじまいでした。
お通夜でも、葬儀でも、喪主であるご主人は、事故のことを語ろうとはしませんでした。
ただ不思議に思ったのはお通夜ではもう荼毘にふされた後で、遺骨となっていたのです。
だいぶ後からわかったこと。Aさんは、事故ではなく、自ら命を絶ったのでした。
発作的だったそうです。
どんな方法で命をたったのかはわかりませんが、顔がもう滅茶苦茶だったとか。
それでお通夜の前に荼毘にふされていたのでした。
ショックでした。
ご主人から聞いたのですが、何か悩みもあって、それが重すぎて、抱える物がいっぱいあって、全てを投げ出したくなったのではないかということでした。
私は愚痴を聞いてもらうばかりで、聞いてあげることができなくて・・・後悔しています。
アラフィフクライシス、人生の転機にはいろいろなことが起こります。
時には、心穏やかに過ごせないようなことも起こり得るということです。
更年期障害だったり、子供の反抗期だったり、または仕事の問題だったのか。
Aさんは、どんな重荷を背負っていたのかはわかりません。
娘さんは息子と同じ年20歳です。
お母さんを突然亡くして、どれだけ悲しかったことか。
アラフィフクライシスに巻き込まれてしまったのか、残された家族もつらい人生となってしまいました。
アラフィフクライシスとは、直訳すると50代前後に訪れる危機のことですが、いたずらに怖がるのではなく、心構えが大事なのだそうです。