朝起きたら、まずカーテンをあけて、空をみます。
今日は、どんよりとした曇り空、そしてカレンダーを見ると。
3月11日、忘れることができない日
東日本大震災から14年たちました。
亡くなった方が22000人以上、未だに信じられない数字です。
先日、カットに行った美容院の担当者が、仙台出身の若い女性でした。
小学生の時に、被害にあわれて、当時の恐怖は忘れることができないと話されていました。
東北の某地方にある橋は、地震直後に閉鎖になったそう。
地震で破損したとかではなく、その理由に驚きました。
あまりにもたくさんの霊がそこにとどまって、タクシーを捕まえて、家に帰りたいと訴える。
お客さんを後部座席にのせて、ふと見ると、いなくなってシートがぐっしょり濡れていた。
こんなことが頻繁に起こり、その橋は閉鎖になったでそうです。
この話、以前、どこかの記事で読んだことがありますが、美容師さんいわく、本当に起こったことらしい。
生きたくても、生きられたなかった人
自分が地震や津波に巻き込まれて、命をなくすとは、想像もしていなかったと思います。
小さなお子さんがいる方、やり残したことがある方、自分の死を受け入れられなかったと思います。
この世は、理不尽なことばかり。
真面目に生きても、何も悪い事をしていなくても、悲劇に襲われてしまうことも多々あります。
人生強制終了は、誰にでも起こりうること。
地震列島に住む私たちは、覚悟の上で生きていかなくてならないのかもしれません。
なんだかんだと不平不満ばかり言い続けているのではなく、生かされている命を大事にしなければと、思います。