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警察官と元わが家へ、電気がついていた理由




元わが家、電気がついたままだと、隣の奥さんからギャンギャン言われて。
もう心労で倒れそう。
仕方なく、昨日、電気を消しに行ってきました。

怖いけれど、行くしかない

隣の奥さんは心霊現象なんて、思ってなくて、夫の霊がいるのかもと言ってもゲラゲラ笑ってました。
でも、電気がついたままなのは気持ち悪いから、早く消してくれと言う。

孤独死現場に、一人で入っていく怖さって、誰もわからないと思います。

とっさに考えたのは、お巡りさんに同行してもらうこと。
すぐに警察に電話して、元わが家の前で待ち合わせることになりました。

元わが家についたら、すでに二人の警察官がいて、中に誰かいるかもしれないからと、鍵を渡して先に入ってもらうことに。
この時も心臓ドキドキです。

誰もいないことを確認して、私も中に入りました。
確かに仏壇の部屋に電気がこうこうとついていました。

二階に行っても、誰もいないし、物色された形跡もありませんでした。

そしてなんと、落としていったはずのブレーカーがすべてあげられていたのです。

電気がついていた理由

警察官いわく、何者か第三者が鍵を持っていて、侵入したとしか考えられないと。
鍵は夫と私しか持っていないはず。

それとも鍵はなくとも入れるのか?
もう訳がわかりません。

考えられるのは、父親違いのお兄さんです。
夫が生存中から、お金をたかりにきていたのです。

夫はそのお兄さんから、家を守るために、神経をすり減らし、精神も身体もおかしくなっていったのです。

まさか、夫が亡くなっても、モノを物色しにくるとは・・
まったく想像していませんでした。

そのお兄さんから、家を守るために、鍵はしょっちゅう変えていたはずです。
それでも、入れるって・・・

今度は違う意味で、怖くなりました。

金目のもの、もう何にもないです。
不用品ばかりなので、いくらでも持っていってくださいという気持ちでいます。

とりあえず、警察官には、家の見回りをお願いしてきました。
私も、時々、偵察にくるようにと言われたけれど、行きたくない、気が重いです。

解約してもつく電気、おかしいですよね。
東電に何度も電話して、やっと送電を止めてもらいました。

心理現象ではなかったけれど、この世の中、お金のためならと簡単に人を殺めてしまう事件が多発しています。
幽霊より怖いものは人間かもしれないです。

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