骨折

自立した老後を目指す?口だけだった私




右手が使えない 今、 私が一番幸せに感じる時間は 何だと思いますか?

それはご飯を食べる時間でもなく、スイーツを食べる時間でもなく、ベッドで寝る時間でもありません。

一人で生きるってこういうこと

私が今一番幸せを感じるのは、シャワーを浴びて 片手で身体を、髪の毛を洗い、洋服を着て、三角布をセッティングし、腕を固定した瞬間なのです。

今日も1時間かかりました
折れた右腕を動かさないように細心の注意を払いながら、お風呂場で滑らないように気をつけて。

裸で部屋に戻り介護いすに座ります。
右腕を固定しながら洋服を着るのが一番、大変です。

全て終わった後は、できた!と叫んでしまいます。 髪も身体もさっぱりして、あー幸せって思います。

こんな当たり前のことが一番幸せなんて 健康な時には全く思いもしませんでした。

誰か助けてと心の中で、叫んでいた私ですが、もう開き直りました。

一人で乗りきろう、 そう思ったのです。

介護保険は 毎月給料から引かれていますが、介護保険を利用して訪問介護を頼めるのは、65歳からでした。
私は62歳なので無理、でもよくよく調べてみると、65歳以下でも 訪問介護を頼めることがわかりました。 特別な疾患がある場合です。

その中に 骨粗鬆症と骨折が入っていたのです。
私は骨粗鬆症で骨折しているので、頼めることが分かり、行政に電話するか迷いました

介護職の妹が 介護認定は降りるのは 難しいと言っていたけど 面倒でもトライしてみるか?

実際の料金は わからないけれども 私が今困っている 入浴介助、食事作り、着替え などが 1000円以下で頼めるようなのです。

よく考えてみました、この部屋に他人を入れて、洗髪をしてもらい、身体を洗ってもらい 食事を作ってもらう。

それ本当に頼みたいのか? 楽だろうし、助かります。
よく考えて、私は自分の力で乗り越えようと決めました。
過去のブログで 自立した老後を目指す 子供に迷惑をかけたくない 散々書いてきました。

口だけだったんですね私は。

いざとなると、子供や妹に頼る始末です。

けがや病気をすると 一人暮らしは本当に大変だっていうこと実感しました。
自立した老後を目指すなら 今はその練習だと思うことにしました。
必ず治ると信じて 一人で乗り越えてみようと思います。

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