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もうこの世にいない作家さんの本を読む、うまく死ねますように

読書離れが進んでいるそうです。
3人に2人は、一か月に一冊も本を読まないという統計が出ているとか。

確かに電車の中では、本を読んでいる人はみかけず、ほぼみんなスマホを見ています。
本屋さん、ますます減ってしまうかも。

図書館で本を借りる

そんな私も、本を買わなくなりました。
本の断捨離って、たまってしまうと大変ですよね。

昨年くらいから図書館で本を借りています。
大きな図書館までは、30分くらいかかり、足が遠のいていたのだけど、インターネットで取り寄せてくれることを知りました。

今は家から徒歩5分の行政センター内の小さな図書室に届けてもらい、取りに行っています。
老眼がすすみ、文庫本は読みにくくなったので、最近は大きな本ばかりです。

よく借りているのは、原田ひ香さん、山本文緒さん、三浦綾子さんの本。

すでにこの世にいない作家さん

考えてみれば、亡くなってしまった方の本はあふれています。
生きた証を残されて、読み継がれていくってすごいことだと思います。

今読んでいるのは、山本文緒さんの自転しながら好転するです。
とても読みやすい内容です。

この本を書かれた直後に、病に倒れてしまいました。

以前読んだ無人島のふたりは、山本文緒さんの遺作です。
癌を宣告されて、ご主人と二人、無人島に流されたような闘病生活を、生々しく綴っておられます。

58歳で亡くなった山本文緒さん、もっともっと生きて、本を書いてほしかったと思います。
生々しく綴られた闘病日記は、読んでいてつらくなったけれど、支えられたご主人が素敵なのです。

文緒さんも、旦那さんを王子と呼んでいて、希望通りに自宅で最期を迎えられて、ある意味幸せな最期だったんだろうと感じました。

うまく死ねますように

無人島のふたりに出てくる著者の言葉です。
半年間の闘病、山本文雄さんは、ちゃんとうまく死ねたと思います。

涙なしには読めない本ですが、手放さずに手元にあります。
生きる意味がわからなくなった時、また読もうと思っています。

もっと一日一日を大切に生きようと思う。
読書の良い所は、没頭できること、その世界に入り込めること、グタグタ思い悩むことから解放されます。

miho: