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かつてはひきこもり宣言をしていた息子に、説教される

昨晩のこと、息子が突然帰省しました。

息子に会うのは、一か月半ぶり。
夕飯を食べにいくことになったのですが、また焼肉。
どれだけ焼肉が好きなのか。

愚痴を聞いてもらう

・一人で食べるご飯は寂しい時もある
・一日、誰とも話さない日がある
・骨粗しょう症になって、将来が不安
・娘が冷たい

こんな内容をつらつらと・・・
うんうんと黙ってきいてくれました。

で、アルバイトはどうなの?と聞いてきました。
(アルバイトじゃなくて、パートなんだけど。)

仕事に関しては、人間関係の悩みもないし、楽しいから、ずっと続けたいと言うと。
良かったねと安心した様子でした。

友達もいて、妹もいて、一緒にでかける相手が、何人かいるんだから、それで充分じゃない?孤独とは言わないよ。
お姉ちゃん(娘のこと)は二人の育児で、いっぱいいっぱいで、連絡できない時もあるし、今までさんざん一緒にでかけたり、孫守りしてきたんだから、もう充分楽しんだんじゃない?
自分たちには自分たちの生活があり、それを守り続けていくのに必死、親のことを心配していないわけではないと、言われました。

納得しました。

かつては、ひきこもり宣言

10年前から、私のブログを読んでくださっている読者さまならご存じだと思いますが、受験鬱になったり、アパートで暴れたりと、それはそれは大変だったのです。
死んだ魚のような眼をし、俺は社会に出られる気がしない、このままひきこもり生活を続けるかもと、何度も私を悲しませました。

あの息子が・・・

息子の成長を感じたし、支える側から支えられる側に変わっていました。
これは嬉しくもあり、寂しくもありました。
親としての役目は終わったんです。

かつてはお金貸してと、お金の無心ばかりしていた息子は、ボーナスが出たからとご馳走してくれました。
貧困母子家庭時代を乗り越えたから、今があります。
人の人生は辛い時ばかりじゃないと、感じました。

miho: