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一番気になっていた友人から、もどってきた年賀状

11年前に、息子と家を出た時、年賀状を置いてきてしまいました。
何人かの親しい友人とは、連絡先を交換していたものの、昔からの古い友人たちとは、それっきり連絡をとれないでいました。

私が家を出たことも知らずに、毎年年賀状をおくってくれた友人もいたと思う。
勝手に音信不通にしてしまったのです。

おととし、夫が亡くなり、元わが家から古い年賀状をどっさり持ってかえりました。
すべて平成時代のもの、令和の時代のはがきは一枚もありませんでした。

気になっていた友人に年賀状を出す。

昨年、急に思い立ち、再びつながりたい人へ、年賀状を出すことにしました。
厳選して、5人のみ。
別居していたこと、夫がいなくなり一人暮らしをしていることなどを書いて。

昨日、ポストに一枚の年賀状がもどってきていました。
一番気になっていたOL時代の同僚、宛先不明で、もどってきてしまったのです。

あーやっぱりととっさに思いました。
連絡がとれればいいなと思っていたのですが、残念ながら再びつながることはできませんでした。

うつ病を患っていた友人

彼女は私より少し年上ですが、某空調設備の会社のサービスセンターで机を並べて働いた仲間でした。
いつも明るくケタケタ笑い、目に浮かぶのは笑っている姿です。
私の方がちょっと先に、退職し横須賀へ嫁いで、その後すぐに千葉の方へ嫁いだと聞いていました。

横須賀の元わが家には、二回ほど遊びに来てくれた記憶があります。
ある日、連絡が途絶えて、共通の友人からうつ病になって、家から出れなくなったと聞きました。

それが10年くらい前のこと、ずっとどうしているか気になっていたのです。
あの明るい彼女に何があったんだろう。

共通の友人に連絡をとり、どうしているか聞いてみようかとも思ったけれど、もう探し回るのは辞めておこうと思いました。
宛先に訪ねあたりませんとかえってきてしまったけれど、転居してどこかで元気に暮らしているかもしれないし。

今や令和8年。
10年間の空白は、やはり長すぎたのかもしれません。

miho: