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熊鈴をつけていた高齢者夫婦、自分の身は自分で守る

二日も雨が続くと気分も落ちていきます。

♪曇り空ばかり、こんなに続くとたまには青空がみたくなる
せっかくの秋なんだから、青空はつきものなのに。♪

NSPの過去の物語の歌詞です。
NSPの聖地に行ってから、YouTubeでNSPの歌ばかり聞いてきます。

熊鈴をつけていた高齢者夫婦

相変わらず、熊による被害が続いています。
人間を襲うだけでなく、食べるとか?怖すぎます。

いっこうに落ち着く気配はなく、もうすぐ冬眠するのでは?と思っていたら、なんと冬眠しない熊もいるというではないですか!
今回の東北の旅、やっぱり熊には多少怯えました。

昼間は大丈夫だろう、人がたくさんいれば大丈夫だろうと思っていても、まさかは突然やってきます。
お土産屋さんでも、熊鈴売っていました。
100均でも売っているとか。

熊鈴をリュックにつけていた高齢夫婦を見かけました。
二人同時に鳴らしていると、けっこうな音です。

熊鈴は、熊に人の存在を教えるのが目的なので、大きな声を出すのも、ラジオでも効果はあるそうです。
熊鈴をつけているご夫婦を見て、ふと思ったのは、本当に熊が現れたら、ご主人は奥さんを守るのか?それとも人間の本能で逃げてしまうのか。

そういった危機に、夫婦の本性が見えるのかもしれません。
それで、ちょっと思い出しました。

私の夫も一度だけ、私を守ってくれたことがあったのです。
娘がまだ一歳にもなっていない頃、抱っこバンドで抱っこしていた時に、酔っ払いにからまれたのです。

奥さん、お金くれないか?と近づいてきた。
怖くて走って逃げたら、おっかけてきて、近くにいた夫が自分の身をもって、私と娘を守ってくれました。

なんだ、手をだすな、みたいなこと言ったのか、覚えていないけれど、とにかく自分の身をもって守ってくれたのは、覚えているのです。
後にも先にもその一回きりでしたが、守ってくれる人がいるってなんて心強いんだろうと思いました。

自分の身は自分で守る

一人になった今、もう誰も助けてくれないし、守ってくれる人もいない。
だから、危険な場所には行かないというのが一番の防御。
そもそも夜の繁華街は、怖くて歩けません。

自分の身は自分で守っていくしかないので、一人旅は熊がいる地方に行くべきではなかったのかも。

でも、一人旅、最高でした。
来年はどこへ行こう?

妄想から計画までも、また楽しい時間なのです。

毎日が発見ネットに連載しています。
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miho: