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もう人生の秋、残された時間を大切に過ごしたい

三連休の最終日、息子宅へ行ってきました。
ちょっと蒸し暑かったけれど、初めて訪れた街をしばし、探索。

やっぱり知らない街を歩くのって超楽しい。
来週後半から、ようやく秋が訪れると、天気予報で言ってました。

もう人生の秋

さぁどんどん旅に出ようと、ワクワクした気持ちになりました。
日帰りも含めて、涼しくなったら、歩き回る旅をどんどんしたいです。

65歳から75歳を前期高齢者といい、75歳からは後期高齢者と言うそうです。
秋には65歳になる私、いよいよ、前期高齢者に。

もうどっぷり人生の秋に突入しました。
時間はそんなに残されてないぞーと、自分に言い聞かせています。

息子宅からの帰りの電車の中で、いろいろ考えていて、ふと思い出したのが、若くして逝った憧れの人のこと。

32歳に若さで、急逝した店長。

前職場で、私が40代で働き始めた時の、店長さんです。
面接もこの店長さんでした。

背が高くてイケメンの店長は、女子従業員にモテモテでした。
不倫の噂もチラホラありました。
私も実は、憧れていて、職場に行くのがとっても楽しみでした。

亡くなった原因は、過労だと思われ、出勤途中、車の中で意識を失ったのです。

救急搬送された後、くも膜下出血で、三日後に亡くなりました。
もう15年前のことなのに、お通夜、お葬式の映像が、今でも自分の頭の中に残っています。
2歳、6歳の子を残して、奥さんがとっても可哀想でした。

職場のために、自分の身体を労わることもなく逝ってしまった店長。

32歳って、私の半分しか生きることができなかったなんて・・・。
会社に捧げてしまった人生、店長は幸せだったのでしょうか。
小さな子供を残して逝くのは、無念だったと思います。

店長のことを思い出し、人はやはり生かされているのだと、あらためて感じました。
生かされている命は、いつ強制終了になるか、わからないってことです。

もうすぐ65歳、身体の老化を感じまくっています。

これからも、どんどんできないことが増えていくのだと思います。
あと何年生きるのかと考えるより、やはり健康寿命のことも考えます。

亡き母が、どんどん歩けなくなっていったように、私もいつかそんな時がくるのです。
健康寿命は75歳という説が多いです。

残された10年で、どこまでやりたいことができるのか、わからないけれど、時間を大切にしていきたいです。

miho: